2001年11月の小ネタ
1日 ![[id]](/img/id.png)
忙しい最中にEffecTV-0.3.3リリース。今度は Playstation2 Linux にも対応した。
4日 ![[id]](/img/id.png)
カメラ付きVAIOのカメラ映像にやたらとノイズが乗るのが前から気になっていたので、分解してみた。接触が悪いとか断線しているとかいったわかりやすい故障ではないようだ。フレームに接触している部分を絶縁してみたら少し改善されたようだが、ゴーストが乗るのは治っていないみたい。
6日 ![[id]](/img/id.png)
もはや睡眠サイクルはボロボロ。時差ボケ対策には良いかもしれないけど。
8日 ![[id]](/img/id.png)
FIFAが犬肉料理追放を要請/韓国側は戸惑いと反発(asahi.com)
…FIFAって何する団体なんだろう?
今日は研究室の引越し。その上、UIST の準備の為に昨日は徹夜。引越しの荷作りもしなきゃならないので、うっかり必要な機材を梱包してしまってやる気を失ってしまったり。
で、いったん家に帰ろうとしたら、自転車でコケてしまい、ノートPCの液晶が割れた。ふんがー。で、代替機を何とか確保しておく。余計な仕事がまた増えた。
そんなズタボロ状態のまま、Asian Fantasy Orchestra。ここ数週間の激務で疲れた体が癒されまくる。途中、タブラーを中心にしたインド系ソロになったのだが、この手の音楽を聞くと条件反射で寝てしまうので (普段からインド系喫茶MURAに寝に行ってるからだ)、徹夜明けの状態では為す術はなかった。
その帰りに寄った店で、紹興酒の燗を飲む。これが本当にうまかった。ここ数日の激闘の反動のせいか、実に気持ちよく酔った。上機嫌だった理由は他にもあるのだがのぅ
9日 ![[id]](/img/id.png)
梱包を解きつつ、縄をなうためにまず泥棒を捕まえてみる。
10日 ![[id]](/img/id.png)
なんとか縄をなう事に成功。問題は荷物の量と今日の雨。さぁ出発だ。
今回の UIST では、“UI design contest” なる企画がある。これに出品するためにコンパクトPCと液晶ディスプレイとビデオカメラなどなどを荷物として持っていくハメに陥いったのだが、これが重いー!!27kgというとんでもない重量のスーツケースが出来あがってしまった。そもそもこの荷物を研究室からいったん家に持ち帰った時点ですでに力尽きた。
ひとまず無事にフロリダ州オーランドに到着。学会出席の為に海外へ行くと、入国審査で渡航目的を聞かれたとき、面倒なのでつい「観光です」と言ってしまうのだが、今回ばかりは、 PCがまるごと入ったスーツケースを抱えて「観光です」と言い切る訳にはいかないのでちゃんと説明した。
細部さんとロビーでホテルまでの経路を検討していたら、タクシー運転手が寄ってきた。とりあえずいいなりになってみたら、「すぐ車持ってくるから」というのでしばし待っていると、リンカーンがやってきた。
やはりテーマパーク内だけあって、食事代が高い。1週間暮せるだろうか。
11日 ![[id]](/img/id.png)
UI design contestである。機材を全部スーツケースに詰めて会場へ移動、ダッシュで組み立てる。実は全部きちんと組み立てた状態でのテストは一度もしていなかったので、本当にうまく動くかどうかはわかってなかったのだが、とりあえず動いた。さらに縄をなってから予選。
参加チームは、ジョイスティックを5本つないだのが2チーム、ノートPCを5台つないだのが1チーム、そして僕と五十嵐さんと PARC の人が一人用 UI で参加となった。その結果、僕と五十嵐さんとジョイスティック5本のチームとノート5台のチームが決勝進出となった。実は決勝進出は3チームの予定で僕は4位だったので上がれなかったところを、一人 UI と多人数 UI を二つずつ決勝に上げようという事でおこぼれ当選になったのだ。
決勝はレセプション会場で行われた。僕のチーム名 “all-your-mouse-are-belong-to-us” が告げられると、結構な人数の笑いをとれた。この名前はもちろん “All your base are belong to us” のもじりである。が、一つ気がかりなのは、これに元ネタがあるという事はみんな知っているのだろうか。もしかして単に「日本人の変な英語」だと素で笑われたんじゃないだろうか。実際直で話しかけられると変な英語で喋ってるわけだし…。
決勝の結果は、戦略ミスもあって最下位になってしまった。が、インターフェースの評価は高く、 Best student UI 賞をゲット。賞金200ドル。やったぜ!!が、これ小切手で来てしまったので、こちらにいる間に現金化しないといけない。面倒だー。
12日 ![[id]](/img/id.png)
最初のセッションが終わった時に Chair が壇上に立ち、NYでの飛行機事故を告げた。今のところ(11/12 11:30 EST) Disney World 周辺は平穏である。
13日 ![[id]](/img/id.png)
飛び入りでデモセッションに参加。これで今回持ってきた機材でのデモは3回目。運搬→組み立て→デモ→解体→運搬のサイクルを繰り返すのはいい加減疲れる。
14日 ![[id]](/img/id.png)
今年の UIST も無事終了。で、5時を過ぎても楽しめるところへ行こうという事で、“DownTown Disney” へ。早い話が、沢山の土産物屋と Virgin Mega Store と PLANET HOLLYWOOD があるような所。
UIST の時期にはアメリカの店先はクリスマスもので一色に染まっている。当然ディズニー印のクリスマス用品をどっさり買う事になる。ミッキーや熊プー関連のものは多いのだが、アリスや白雪姫方面のクリスマス用品があまり見当たらないのが残念。「アトランティス」方面はまだないみたい。
15日 ![[id]](/img/id.png)
今日は X-BOX の発売日!!が、さすがに行列してまで買う気にはならず、 CMU の Dennis の案内で五十嵐さんと UNIVERSAL STUDIO へ遊びに行く。Disney World は無視という事で。
この Dennis がえらくライド好きな人で、入園するなりいきなり “Incredible Hulk Coaster”(超人ハルクだ)なるジェットコースターへ直行。最初の勾配を上る途中でいきなり加速して射出されるのがウリ。そして息をつく間もなく“Dr. Dooms Fear Fall” なるフリーフォール。その次に乗った “The Amazing Adventures of Spiderman” はライドに3D映像を組み合わせたもので、スパイダーマンの世界をたっぷり堪能できるおすすめライド。その後も “Fire Dragon” と “Ice Dragon” のどちらかを選んで乗る “Dueling Dragons” (二つのコースターが同期して走る)を両方乗ったり、他のアトラクションの開始を待っている間に傍らの “Flying Unicorn” に乗ったり、“Jurassic Park River Adventure” や、古いスラップスティックアニメのウォーターライド “Dudley Do-right’s Ripsaw Falls”、ポパイを題材にしたウォーターライド “Bilge-Rat Barges” にも乗るハメに。ポパイのライドのは結局全身ズブ濡れになってしまった。SpidermanとHulkはそれぞれ三回づつ乗ったりして、暴れまくりだった。
園内には他に “Dr. Seuss Landing” という、アメリカで著名な絵本の世界を題材にしたパークがあり、ここには五十嵐さんが捕まった。園内とにかく奇妙な生き物の像が林立しまくりで、パステル調の気が違いそうな色彩の世界はさすがアメリカ。ここにあったメリーゴーランド “Caro-Seuss-el” と、ぐるぐる回るやつ(“One fish, Two fish. Red fish, Blue fish.”) には五十嵐さんの強い希望で二回づつ乗る。五十嵐さんはパーク内の随所で写真を撮りまくっていた。
それにしても、園内は人が少なく、どのライドもほとんど待ち時間なしで乗る事ができた。普段なら二時間待ちの人気ライドですら、一日に何度でも乗れるのだ。これが今フロリダに起きている事である。
写真などは「UIST2001報告」のページを参照してください。
16日 ![[id]](/img/id.png)
帰りの飛行機はオーランドを8:50に出発する便だ。昨晩、空港までのシャトルを頼んだら「4:45にフロントで待て」との事。という事でほとんど寝る間も無かった。昨日のウォーターライドのせいでズブ濡れだったジーンズがまだ乾いてなかったので、慌ててホテル内のランドリーで乾かす(何せ長ズボンはこれ一着のみで、あとは短パンしか持ってきてなかったのだ)。
空港に着いたら長い列ができていた。30分ぐらいかかってやっとチェックインカウンターに辿り着いたら、スーツケースは別のセキュリティチェックを通せと他の場所に回された。どうもこの特別のセキュリティチェックは白人には課せられないみたいで、それ程の列はできていない。が、スーツケースを開けて念入りにチェックしており、だいぶ時間がかかった。
17日 ![[id]](/img/id.png)
成田に無事到着。スーツケースもちゃんと積み込まれており、無事回収できた。が、やはり死ぬ程重いので別送にした。土産物は明日まで持ち越し。
20日 ![[id]](/img/id.png)
またもやぶっとい風邪を引き、一日中家でダウン。心なしか、自転車通学に切り換えてから体が弱くなったような気がする。脂肪が落ちたせいだろうか。運動量が増えた分、喰う量を意図的に増やさないといけないんだけど、長い間の不摂生生活で身についた食事の量と質を変えるのはなかなか難しいみたい。
久しぶりに「鼻うがい」をやってみた。これは人肌の湯に塩を溶かし、鼻からすするというもの。これをやっても風邪が治るわけではなくむしろ予防の為の技なのだけど、鼻や喉の具合が楽になるのだ。今回は新しい試みとして、たまたま食卓の上に乗っていた酢を少量加えてやってみた。
ズズッ
・
酢
・
酢
・
酢の臭いぐわぁ〜!!まさに文字通り鼻にこびりついて離れない!!
もだえ苦しむ事数秒。が、わりとすぐに慣れた。というか鼻がバカになって気にならない。やったね。伊東家に教えなきゃ。
24日 ![[id]](/img/id.png)
今日は有明国際展示場で「もっともっとお菓子発見! お菓子フェスティバル2001」。浜松町から水上バスで一路ビッグサイトへ。東3ホールへ急行、入場チケット(700円)を購入。さぁ、勝負の始まりだ!!
場内に入ってさぁ大変。「あ、ブルボンだ」「あっちの亀田製菓では『煎餅喫茶』なんてのをやっている」「あ、マルカワだ!!」「よっちゃんイカだ!!」「コリスだ!!」等々、ブースを見付ける度に大喜びしてしまう我々だった。様々なブースで試供品や資料の配布、試食や展示即売をしており、またたくまに紙袋を山と抱える事になる。「ミルキー」や「はちみつきんかんのど飴」の袋は手に入れたものの、「Pockey」や「Fran」「甘栗むいちゃいました」の袋は10時の時点ですでに無くなっていた。開場は9時半だというのに。
2時間ちょいの間、お菓子福袋を買い、試供品を貰うためにあちこちに並んだり、飴玉のつかみ取りで子供達に混じって参加してコンパニオンの子をびっくり(呆れ)させるぐらい取ってきたり、カンロ飴の特大版(約3000個分)をじっくり見てきたり、まぁとにかく楽しんできたのだった。
しまった、佐久間製菓とサクマ製菓の関係を聞いてくるの忘れた!!