2000年7月の小ネタ
1日
NTTのインターコミュニケーションセンターへ、 MITの石井さんらTangible media group の展示を見に行く。PingPongPlusやUrpやTouchCountersが目の前に! inTouchまで置いてあるのにはまいった。 説明員はTangible media groupの人ではなかったため、詳しい説明が受けられないのが残念。
さて、石井裕・岩井俊雄・坂根厳夫によるシンポジウム。会場前は長い行列で、「Tangible大受けじゃーん」 とか内輪で言っていたが、岩井俊雄人気なのであろう。シンポジウムの中身については特筆する程の事はなかった。 質問の時間で、僕の質問に対しての岩井・石井両氏の解答は、微妙に僕の意図とは違ったけれど、 見事な答だったと思う。なお、僕の質問はとても長いものだったので、結局もう一人質問しただけで終ってしまった。 その質問は玉川大の椎尾さんのものだったので、結局質問の時間は内輪で占める事になってしまった。 長々と質問してしまって申し訳ない。
2日
あ、ここにでも書いておくか。松岡さん、「ウルトラセブンの第12話のビデオ持ってない?」 とか僕に聞かないでください。
松岡研日記交流の輪(表現が軟化してる)の一員である首藤さんは、 自称口笛の名手だそうだ。という事はライバルだ。息を吹くときだけでなく吸う時も音が出せるかとか、 トレモロができるかとか、勝負ポイントはいろいろある。とりあえずLeon Eideを超えるためには、 モーツァルトの“Rondo alla turca”をきちんと吹けるようにならねば。
3日
あーあ、某音楽事務所がやってくれちゃったよ。 おそらく事務所で登録しているダイレクトメール送付先全てにメールを送ったのだろうけど、 To:フィールドに全部書いちゃったもんだから、みんなのメールアドレスがしっかり見えている。 御丁寧に名前付きで。中にはi-mode端末用のアドレスも入っていて、電話番号まで流出している。 おっ、そのリストに見知った人が何人も入っててちょっとだけ愉快。
4日
Tgifでプレゼンテーションする時のポイント。
- X-TTを使う等して、大きな文字が綺麗に出るようにしておく。日本語に限ればゴシック体で全て事足りる。
- 最適な用紙サイズを測定しておく。ちなみに私の800×600ピクセルのノートでは16cm×12cm。 この設定は保存されないので毎回入力する必要がある。
- スライドショウモードはAlt+Cntrl+8。
- テンプレートを活用して労力削減。
- ページの入れ換えは今のところスマートなやり方はない。あきらめる。
- Alt+%で拡大率を180%程度にして印刷すれば、とりあえず読める。左端が切れるけど。
- アニメーションは苦労の元。やった所でスライドが良くなる訳ではない。
5日
六本木界隈のとある店に張り出してあったドレスコード。
以下に該当する方の入店はお断わりします。
- 20才未満の方
- タンクトップ
- 極度にボロボロのジーンズ
- 今どきはやらないガングロメイク
- イケてないコギャルファッション
…イケてるイケてないに関わらず、20才以上の人間がコギャルファッションはないだろ。 そんな奴は俺の部屋にも入室お断わりだ。
7日
朝から絶不調。魚の喰い過ぎと酒の飲み過ぎが原因。そんな低テンション状態で朝市に出掛けても、 何もひっかからない。市場の中のコーヒー屋で「朝市ブレンド」を飲んで退散。
元町の土産物屋を物色していて見付けた北海道地域限定リカちゃんのうち、 「シスターリカちゃん」の方はともかくとして、「YOSAKOIソーランリカちゃん」という下品なバージョンを発見。 嫌だ嫌だ。
8日
「UNIT SEMBA骨盤クラッシュ!LIVE Vol.3」@吉祥寺STAR PINE'S CAFE。 世界ツアー凱旋という事で、エジプト土産の曲などあるも、 基本的にはVol.2とさほど内容は変わらず。
終演後、焼肉屋へ。喰って飲んでお話ししているうちに、店員さんが「そろそろ閉店のお時間ですので…」 と追い出すので時計を見てみると、午前2:00。なんじゃとて?
さて、井の頭公園で朝まで寝て始発で帰るか、タクシーを拾うか。という訳で歩いて帰ることにした。 始発が動き出すのが約3時間後。午前5:00までに家に辿り着けたら勝ちというルールを設けた。 井の頭公園から午前2:30にスタート。幸いノートPCにプロアトラス首都圏版が入っており、 WINE経由でLinuxからもバッチリ動いていたので、道中それ程迷わずに済み、午前4:40に到着。勝利。
9日
久しぶりの中華街。「おこげ」が売られているのにちょっと驚いた。おこげというよりはポン菓子なのね。
知り合いのお子さんはまだ喋りはじめなのだが、父親の事は「パパ」と呼び、 母親の事は何故だか「とーたん」と呼ぶそうだ。 人前で「うちのパパととーたんは…」などと喋り出さない事を祈る。
10日
e話には穴がある。
いまさらながら、Final Fantasy 7の日本語版(PS用)を借りてやってみる。 以前に英語版(PC用)をやっているので再確認みたいなものだが、あまりのタルさに早くも投げ出し状態。 英語版ではよくわからなかったセリフの細かいニュアンスに、強い違和感を感じる。こいつらこんな奴だったんか…。 吹き替え版で親しんだ映画の字幕版を見ているときのようで落ち着かない。
11日
申し訳なし。とりあえず午前中の活動のお陰で、 i-kimonoの情報を入手。アイキとは関係ないらしい。
仕事で煮詰まってしまったので、 特許庁の検索ページで、 キーワードに「永久機関」を放り込んで楽しんでみた。 平成5年以降では29件ひっかかる。 ざっと見た限りではこの手の特許の出願内容は大きくわけて二通りあるようだ。
- 設計・記述は精緻であるが、大変に難解で解読不能なもの
- 内容は極めて大雑把、図もほとんどイタズラ描きのごとくで、説明書きも語りかけてくるような文体のもの
後者の場合、「実際に動作するものを実現するためには、 最適の寸法・材質などを決定するために時間と資金をかけて実験せねばならないが、 あいにく私にはそれがない」と逃げちゃってたりする。んな事を出願書類に書くな! あ〜、今日も時間を無駄にしたっ。こうしてとんでもない特許をWebで見られるのも特許庁の人々のお陰だ。 こんな出願をいちいち審査したり打ち込んだりしている特許庁の審査官や事務の方の徒労感は計り知れない。 みんなで特許庁の人々に感謝しよう。 (それともこういう出願を楽しみに待ってたりするのか?)
12日
先日ICCで行われた石井裕と岩井俊雄のシンポジウム で岩井俊雄が見せた開発中の新作『びっくりマウス』の音楽は 松前公高によるものらしい (Informationのページの記述より推測)。なるほどあの内容だとピッタリくるものがある。
自由ヶ丘「お茶の子」でカレー喰いながら仕事していたら、隣の席で何やら口論。
「何でそういう大事な事言わないのよ」
「だって聞かないから」
※「言えよ」
「聞けよ」
※くりかえし
その後かなり危いところまで行ったものの、ギリギリのところで踏み越えない、手練れた口論であった。 って、観戦記なんか書いてる場合じゃないだろが。今日も仕事が進まない〜。
13日
Excelsior Cafeって、 ドトールコーヒーだったのね。 朝日新聞の記事で初めて知った。 入った事ないしね。
i-kimonoを、 「透ける着物」の事だと勘違いする奴が助手部屋にいた。
14日
サムルノリ@赤坂BLITZ。金徳洙率いる、韓国の打楽器演奏グループである。 赤坂BLITZのフロアに椅子が整然と並んでいる光景もさる事ながら、 A列7番8番という席のかぶりつき具合にいきなり面食らった。演奏が始まるや否や、カラク(リズム)の怒涛。 韓国の伝統打楽器チャンゴ・ケンガリ・チン・プクをサムルノリの面々が顔を朱にして一心に叩く。 二部からは演舞を交じえ、興奮は最高潮へ。アンコールでは金が観客をステージに誘い、 すぐに舞台はいっぱいになった。着物姿のおばあちゃんまでいそいそと舞台に上がり、みんなが踊り出す。
折しも南北朝鮮の緊張が緩和され、統一へ向けた動きが現実的になってきている時期だけあって、 感動にも何かがかけ算された感のある、印象深い公演だった。余談だが、休憩時間にロビーで仙波氏を発見。 間近で見ると意外に体格は小さい。ステージの上の仙波さんはすごく大きく見えるのに。
15日
すでに皆さんご承知の通り、雪印問題の余波を受けて、 モスバーガーでは現在玄米フレークシェイク他いくつかの商品の販売を中止している。 これを受け、短期集中企画『玄米フレークシェイク消費メーター』は19日より形を変えてお送りする事にする。
大学からの帰り、コウモリが何匹も、よたつきながら低空飛行している。ふと周りを見れば、 そこら一帯は音楽系サークルの練習場所で、その時も何人かが練習をしていた。 中にはバイオリンの初心者らしき者もいて、もしや彼等が原因なのでは…
16日
PlayStation版『Mr.DRILLER』購入。namco!!ひどい手抜きするな!! なんでデモシーンがMotion JPEGの汚い画面になるんだよ!! ゲーム自体の出来が良い分、怒りも倍だ。移植した奴は何にも分ってない。あー腹立たしい。
18日
生産研からの帰りに、レピシエ青山一丁目店で一人お茶を飲む。 ちょうど夏摘みダージリンの販売開始の一日前というタイミングだったけど、スタインタールを飲めた。 ところで、しばらくするうちに闖入してきた夫婦は、席に着くや否や、
妻「紅茶。ホットで。大至急ね。」
夫「アイスティー。」
…ま、喫茶店だもの、そういうニーズもあるよね。頑張れレピシエのお姉さんたち。
19日
という訳で今日からモスバーガーでナンドッグ販売開始なんである。 が、やっぱり自分の中でも今ひとつ盛り上がりに欠ける。 ここはやはり販売開始になった新デザート類に目を向けたい。 「白玉の夏ぜんざい」の下半分を構成する「あずきのゆで汁でこしらえたあずき寒天」 はいいとしても、「梅ゼリーマスカットソース」と「ライチゼリーパイナップルソース」 は、何やら複雑な事になっているが、パパイヤにレモンを絞って食べるようなものか。
酸っぱいものが好きな僕としてはパパイヤwithレモンは納得のいく組み合わせなのだが、 昔から疑惑の目を向けているのが「マスクメロンwith生ハム」である。 これを考えた奴はちょっと突き抜けちゃってるね、何かを。 メロンの外側にへばりついたハムの脂分と塩気がどうにもこうにも耐えられない。 が、だからといって「ハムなしで」と頼む、というのも何がなにやら。
20日
今日は奥沢区民センターにて ラミィキューブ日本選手権大会の東京大会だったのだが、 優勝しました。大会前々日に案内が届いたので、当日天気が良かったら行こう、 という程度の気持ちだったのだが、今日は晴れてよかった。 こうした会に出てラミィをやるのは6年ぶり。その間も数える程しかプレイしていなかったのだが、 研究用システムの部品にラミィキューブのタイルを使っていた恩恵というものであろう。 なお、決勝大会の優勝者は、パリで開かれる世界選手権大会に行けちゃうのである。 でも決勝大会は論文締切の翌々日。こりゃ無理だ。
21日
『Mr. DRILLER』の攻略本に、NTT基礎研の大野健彦 さんが載っていた。さすが視線インターフェース研究の第一人者だ。
で、その攻略本の中身だが、普段着のススム君やらステッカーやら『Mr. DRILLER2』の情報やら、 さらには水野純子版ススム君まで見られておトク感満載だ。
徹夜デバッグ大会敢行。
22日
研究室の床の上で寝るのにあまり抵抗がなくなってきてはや二年半。家のベッドも、 事実上畳の上に布団を敷いているだけの構造だったりするし、もともと堅い寝床が好きなのだ。 慣れると、下手な(つまり研究室にある)ソファーベッドなんぞより断然寝心地が良い。 問題があるとすれば、他の人々の通行に果てしなく邪魔であるというぐらいのものだ。
23日
穴の掘り過ぎで手にマメができた。コントローラーもだんだん効きが鈍くなってきた。 そろそろジョイスティックを買う時が来たかもしれない。
夜中に、頭がかゆくて目が覚めた。こんな不条理な目の覚め方があるか! どこにもぶつけようのない怒りを抱えて風呂に入る。
25日
電話をかける時、相手がすぐに名乗らなかった場合には、「誰々さんですか?」と言って、 先方を確認するのが普通だろう。それは相手が英語を喋る人であろうと同じ筈だ。 今日、海外からのお客さんをお迎えするべく、宿泊先のホテルに電話をかけた。 呼び出し音の後、先方が出て
“Hello.”
すかさず僕は元気良くこう言った。
“Is this Mr. XXX?”
…
…あ(゜Д゜;)
その後の応答がどうしようもなくしどろもどろになったのは、書くまでもなかったかな。
26日
という訳で、ナンは何であんな根本が細くて先が平たい形をしているのだろう。それ以前に、 どっちが根本でどっちが先なのかも見当がつかない。これはきっと面白い理由があるに違いない。 僕の説は、「釜の内側に生地を叩きつけて貼りつけるので、手に持った部分は細く、 先の方は打ちつけられて平たくなる」
27日
IP3000.comに注目してみよう。うまく行くのかなこの試みは。
とうとうSilly Walkを宴会芸にしてしまった私。本来ならば歩きながらベラベラ喋らなければならないのだが、 そこまではまだ到達できていない。精進しよう。 なお、宴会芸は本人さえ酔っていれば成立するのでよろしく。
28日
笹生君との猫写真対決はかなり負け気味。しかし、猫の写真というものを撮るのはいかにも大変だ。 猫が珍妙なポーズをしている時は手元にカメラがなく、 手元にカメラがある時はもうおとなしいポーズに戻っているか、猫そのものがどっかに行ってしまっている。 「ダーシェンカ」(カレル=チャペック)の法則はそのまま猫にも当てはまる。
29日
あははっ。PCMCIAのEthernetカード、洗濯しちゃった!乾燥機でみっちり乾燥もしたさっ。 もしや大丈夫かな…と一瞬思ったけど、電気的云々以前に、コネクタ部分が熱で変形していて、処置なし。
今日から親戚にくっついてってカナダ旅行。国際線は乗る度に何かしら不愉快な思いをする事が多い。 とりあえず、みんなが起きる頃(と目的地近く)になって、トイレを占領して化粧する奴等は、 飛行機から放り出してしまえ、と私は思うのです。
30日
今日はナイアガラ瀑布の観光。ところでこの「瀑布」という一般名詞は、 ナイアガラ以外で使われているのだろうか?それはともかく、凄いぞあれは。「川が流れる→崖だ!→滝だ!」 という観念を超越している。湖があって、端っこをいきなり崖にしてみました!そしたら水がどんどん流れていきます! という感じ。
さて、どこかに旅行する時は、あらかじめお土産のテーマを決めて行く事にしている。 そして他の名産品には目もくれず、そのテーマに合致する土産物を探してさまようのだ。 今回、ナイアガラ瀑布観光に際してのテーマは「ナイアガラの滝の模型」。もちろん、 上から水を流せばミニナイアガラが堪能できるようになっているものだ。近辺の土産物屋をさんざん物色したのだが、 とうとう見付からなかった。残念。
今日の夕食は「PLANET HOLLYWOOD」(笑)。