2005年6月の小ネタ
3日 ![[id]](/img/id.png)
ミーティングのため、大阪出張。その仕事の方はさておき、たまたま芝居の仕事でこっちに来ている筈の友人に連絡してみたら、なんと同じホテルの、同じ階の部屋に泊っていた。しかも、その芝居がある劇場は今日ミーティングで使った部屋の入っていたビルの1階にあったのだった。彼等の仕事が終わったのは夜中の1時頃だったのだが、そのまま夜の大阪に繰り出して飲む。
4日 ![[id]](/img/id.png)
今日は場所を京都に移して、大江瑞子さん主催のファッションショーを見学。ファッションショーというもの自体初めて観るもので、モデルの歩き方とか、服の見せ方とか、興味深いものがいろいろと見られた。今日見たモデルの歩き方というのは、足を前に踏み込む度に体がガクンガクンと落ちるので、床板を踏み抜こうとでもしているかのよう。これが美しい歩き方なのかそうじゃないのか、僕にはいまひとつ判断がつかない。
途中、そうしたスタイルのいいモデル達に交じって、何故かスタッフの学生さん(男)が花道を歩いてきた。もちろん歩き方や表情は明らかに素人。何かと思っていたら、新しい服地の素材スタッフジャンパーにあしらいました」という場内アナウンス。スタッフジャンパーを見せるにはスタッフに着せるのが一番、という思想だったらしい。ま、それはそうかも。それにしてもぎこちない歩きがやたらオカシイ。
10日 ![[id]](/img/id.png)
Sony CSLでオープンハウスがあったので、学生さん達とともに行ってきた。インタラクションラボの展示を観に行ったら、 2年前くらいにここで作った「Marble Market」がまだ展示されていた。久々に触っていたら、説明をしていた暦本さんの姿がなく、かわりに質問を受けてしまう。えー、今日はただのお客のはずでしょ。
悔しいので、終わった後の懇親会でモトを取ろうと思ったのだが、食べ物は早々に無くなってしまい、カナッペを一つか二つ食べただけ。しょうがないから、抜け出して学生さん達と「わに屋」へ。
11日 ![[id]](/img/id.png)
写真美術館での「超・ビジュアル展」へ。岩井俊雄の新作「モルフォビジョン」が目当て。
やられた。これやりたかったんだよね。リアルタイムビデオイフェクトでやってきたことを、実物体に応用するっての。それにしても、光源はプロジェクターらしいのだけど、同期に問題がないのか。いろいろと気になるし、刺激を受けた作品だった。
20日 ![[id]](/img/id.png)
普段使っている ThinkPad の画面表示がおかしくなった。時折、同期信号を見失ったかのように、水平方向にノイズが走ったり表示位置がズレたりする。こういう時は慌てず騒がず、保守マニュアルをダウンロードし、とりあえず分解するのが性なのだが、コネクタを差し直したりするも、あまり症状は改善されない。ディスプレイを開閉すると直ったり再発したりするので、ヒンジ部のケーブルが断線したのだろうか。修理に出すにしても、代替機をどうしよう。あまり使っていない PowerBook になんとか環境を構築するか。
ところで、再び組み上げた後で、ネジが1本余るという、あまりにもお約束な失敗をしてしまった。保守マニュアル見ながらやったのに…。
24日 ![[id]](/img/id.png)
自宅のベッド脇の壁には、思いついたことをすぐ書き残せるようホワイトボードを掲げてある。夜、布団に潜りこんでから思いつくことや、夢の中で発見したアイディアなどを書き留める方法をいろいろ模索した結果、この形に落ち着いている。今では日常のメモもここに書き込むことが多い。
が、誰しも経験があると思うのだが、夢うつつで書いたメモや、夜中のひらめきというのは、翌朝見直したときにまったく意味不明、あるいは解読不能なことがよくある。ここに一つ紹介すると、
ソシアル経典
SONY ニュース
コードは1行お茶は2行
ヒッピーは早退してコードを守る
睡眠に落ちる直前の、思考のタガが外れかけた状態で思いついたアイディアは往々にして解読の術がなく、消えていく。経験はないものの、薬物を摂取して得たアイディアなどもたぶん同様に、素面に戻ったときに見てガッカリすることが多いのではないだろうか。もちろん、常識による抑制が効かない状態で思いついたアイディアは時に爆発的に素晴しいことがあるので、それを追い求めて耽溺していく人も多かろう。かくいう私も、寝入りばなのあの無茶苦茶な思考の流れが好きなので、アイディアを求めてよく昼寝をする。大学で私が寝ているのを見たときは、このように学究のための行為だと思って欲しい。
29日 ![[id]](/img/id.png)
普段使いの ThinkPad のハードディスクが、4月に換装したばかりなのに、また死んでしまった。急ぎで復旧させたい事情があるので、同型のハードディスクを買ってきて、生きているところは吸い出してそのままコピーして復旧させた。幸い、電源投入直後はほとんど無傷で吸い出せたので、特に苦労することなく復旧できた。 PreDesktop Area の復旧は、今回は面倒くさいのでやめにした。
不思議なことに、身の周りでほぼ同日に、ハードディスクが壊れたという報告が多い。気温や湿度の急激な変化で壊れやすい条件が揃っていたのか、あるいは宇宙放射線でも降りそそいだか電磁波爆弾でも炸裂したか。