2000年1月の小ネタ

1日 [id]

はい、あけましておめでとう。新年に書く小ネタともなると、 ついつい今年の抱負とか目標とかを考えてしまうのだけど、修論の締切が迫る現状を鑑みると、 とてもそんな事考えている場合じゃないとあわてて頭の中で打ち消してしまう。という訳で、 とりあえず挨拶だけでこの項終り。

Y2K絡みで何か起きないかな、と年越しで手元のPCを動かして楽しみに待っていたのだが、 2000年に突入しても今のところ無事に動作している。が、 0時を回って無事を確認してから階下に降りていったらNHKで新年60秒前からのカウントダウンをやっているではないか。 こ、これは一体…単に手元のPCの時計が進んでいるだけだって。

今のところ世間でも何かあったという報はない。研究室のマシンも無事である。この様子では残念ながら、 Y2Kのお陰で修論の締切が延びるというような事は無さそうだ。次のY2K危険日である処の2月29日はあるいは何事か起きるかもしれないが、 それは修論を提出した後の事である。なんだかここ数日修論の事ばっかり書いているが、 締切を控えた修士の学生なんてそんなもんだ。

ちなみに松岡研で新年突入直後にWeb日記を更新した者4名。考えるこた皆同じ。

2日 [id]

原発の方で2000年問題発生だの何だのと恐しい幕開けになってしまった2000年。 モニタリングポストのデータ転送がうまくいかなかったところで修論の締切が延びるわけではないので、 私的には関係のない話だ(こればっかり)。 コアな部分で問題が発生した訳ではないらしいからそれほど神経質になる必要はないとはいえ、 実際にこうやって問題が発生してしまうと、やっぱり怖いものは怖い。

が、それ以上にひっかかっているのが、昨年12/28付けの毎日新聞夕刊に掲載されていた橋爪大三郎氏のコラムの言葉だ。

「(新世紀の)心配事がY2Kだけとはいかにも呑気すぎる」

そう、子供の頃に想い描いていた21世紀像—科学技術の発達した平和な世界—とはかけ離れた、 不確かで混迷した、不気味な21世紀が近付きつつあるような気がしてならない。 昨年末、NHKで『映像の世紀』が再放送されていた。もしあれを19世紀末の人々に見せたら、 それでも新世紀の到来を人々は喜んだだろうか。20世紀に起きた数々の悲劇の要因は今もって消えていない。 21世紀になっても再び起り得る悲劇なのだ。子供の頃から“21世紀”という言葉には輝かしい響きを感じていた。 そして今でもその感覚は減じていない。一年後の21世紀の幕開けの時には少しでもその輝きを感じられるような、 そんな一年でありますように。

3日 [id]

その筋の人々との新年会では光線銃を使った戦闘ごっこ、いわゆる「サバイバルゲーム」に熱中。 あちこちを走り回ったお陰で足が筋肉痛になる。こういう時に「今年は少し体を鍛えるか」 などと考えてしまうのは年頭ならでは。

その新年会で生まれた宴会ゲーム『近況報告フルーツバスケット』を強くお勧めしたい。 基本的なルールは普通のフルーツバスケットと同じく、参加人数-1個の椅子を円形に並べ、 中央に立った鬼が「〜な人!」といった条件を叫んだら、該当する人は立ちあがって別の椅子に座り、 座れなかった人が鬼を引き継ぐというもの。ただし鬼が言う条件が「まだ学生な人」 「最近リストラされちゃった人」といったような、近況報告に絡んだものに限られる、という点が異なる。 回が進むにつれてだんだん洒落にならなくなっていくのが怖い。

4日 [id]

元旦からの三日間で飲んだ酒量は相当なものなので、今日は休肝日。ほとんど丸一日寝て暮す。 今日はゆっくりと静養して、明日からの全力疾走に備えるのだ。ああ、はやく部屋の掃除したい。

5日 [id]

2000年代で最初に購入したCDはSonny RollinsとHerbie Hancock。2000年代初登校。 2000年代最初のMURAカレーを食す。この調子でしばらくは、やる事為す事すべて「2000年代初の〜」 と言えてしまうのだ。もちろん、来年になればこれが「21世紀初の〜」になる。

ところで、ここ数年は映画でも舞台でも何でも、宣伝文句として「今世紀最後の〜」 という表現がガンガン使われていた。これが2001年、 すなわち21世紀になったら今度は「今世紀初の〜」がどんどん使われ出すに違いない。 「今世紀最後」の方は後からでもいくらでも言えるからいいけど、「今世紀初」の方は最初に言った者勝ちなので、 下手をするとどっちが最初かでもめて訴訟沙汰にまで発展したりして。 ま、その辺はいくらでも回避策があるから、

「今世紀初のホラー映画」
「今世紀初のサイコホラー映画」
「今世紀初のサスペンスサイコホラー映画」
「今世紀初のアクションサスペンスサイコホラーラブロマンス映画」

といった感じで、どうにでもなるといえばどうにでもなる。

6日 [id]

朝起きると喉が痛い。まぁ大丈夫だろうたタカをくくって大学に行ってはみたものの、 体調は悪くなるばかり。どうやらしっかりと風邪をひいてしまったらしい。いや、この嫌な感じは、 インフルエンザの可能性が高い。あぁ、この大事な時期になんというこった。 咳は出ないけどひたすら喉が乾燥していく感覚がどうにもこうにもつらい。大事をとって七時前に家へ帰り、 紅茶をがぶ飲みして枕元に濡れタオルを用意。さぁ治すぞ、と意気込んでいたら電話がかかってきた。

電話の主は代官山のジュエリーショップ何とかの松本さん。モニターに当選したとか何とからしいのだが、

「手違いがありますと申し訳ないので確認させていただきますが、福地さんは20才以上の社会人で独身の男性、 という事で間違いないでしょうか」
「え〜と、どちらかというまだ学生なんですが…」
「あ、そうですか。こちらの手違いで御迷惑をおかけして申し訳ありません」(電話切る)

やっぱり定収がないと相手にしてもらえんのかのう…

7日 [id]

昨日の後悔:「風邪はひき始めが肝心」

今日の実感:「風邪はひき始めたら最後、確実にひく」

明日の希望:「治らない風邪はない」

8日 [id]

症状が軽くなってきたので、ちょっと起き出して修論の仕事に手を付ける。
たまっていた本を片っ端から読む。
幻想水滸伝2のデータ解析がすすむ。
Mr.Driller記録更新。クリアタイム8分50秒5。

…療養中なのでこれぐらいしてもいいと思っている。

9日 [id]

あいかわらず喉は痛い。体調の方はそれなりに回復してきたのだが、 不思議な事に修論の仕事に手をつけるとすぐに寒気が襲ってきて布団に逆戻りとなる。 布団の中で山口美由紀なぞ読んでいるとすぐに治まるのだが。 不思議だなぁ、あぁ不思議だ。まったく不思議だ。肝心の修論の仕事は進まない。不思議だ不思議だ。

10日 [id]

なんというか、今年最初の悪い日であったよ。しばらくは「今年最悪の日」の地位を保てるだろうね今日という日は。 朝から体調が悪い上に…。自分の注意力の無さ・先読みの甘さを痛感した日でもある。 今年からはもう少し首を突っ込む先を絞ろうっと。

厄払いに、レピシエで茶葉をスコンスコンと購入。「20%増量」という文字の訴求力は強かった。 しかし、風邪で鼻が効かないので紅茶のおいしさも半減。

§

昨年から日能研が、学習指導要領改訂に伴う指導内容の質の低下を危惧する広告をさかんに出している。 「指導内容が優しくなったら奴等も喰い上げだから」と揶揄する向きもあるだろうが、 一連の広告を見ているとやっぱりこの改訂が良い結果を産むとは到底思えない。 「台形公式を教えない」「円周率をおよそ3とする」事がゆとり教育に繋がる、 と思っている馬鹿が文部省や関係委員会の中にいて、 そんな馬鹿が大勢を占める機関が教育方針を定めている、という事自体に腹がたつ。

ま、それでも唯一の救いがあるとすれば、「円周率を4とする」にならなかった事ぐらいだ。 かつてアメリカで実際にそういう条例が議会を通過した州があったそうだ。それは学校での指導内容だけの話ではなくて、 本当に「π=4」と定められてしまったというのだから、アメリカって凄い国だ。

11日 [id]

この御時世になってもまだ「日本の人口増加による国力増強が重要」だと本気で思っている連中がいるというのだから、 呆れてしまう。“グローバリゼーション”とか“ダウンサイジング”があれだけ流行ったというのに。 しかもそうした発言をする人々の中に、“地球に優しい”を標榜する企業の親玉なんかがいたりするのだから、 こっちは愉快でしょうがない。地球に優しくしたいんだったら人口減少こそが危急の課題でしょーが。 だいたい、リストラとか何とか言って社員を大量解雇した責任者が人口減少を嘆くという事自体がそのデタラメさを象徴している。

ところで、どっかの週刊誌の見出しで「相撲界のリストラを」というのがあったけど、 ものがものだけに「ぜい肉を削ぎ落す」とした方がよろしいようで。

§

通学に使っている東急東横線に去年導入された新型車両(3000系)では、 停車駅名や乗換案内などの車内放送は日本語と英語による録音が流される仕組になっている。 うるさい車掌が乗っていたりすると、録音放送に続けて車掌が一席ぶつので、ほぼ同内容の放送が三回繰り返される上に 「携帯電話の御使用は他のお客様の御迷惑となりますので御遠慮くださるようお願いします」 とかなんとか続けられる事になる。てめぇの放送の方がよっぽど迷惑だ。 もともと東急の放送は東京の鉄道各線の中で一番うるさかったのに新型車両ではその量が三倍になってしまったお陰で、 僕は新型車両を敬遠するようになってしまった。ところで試みに東急のwebページを見ていたら、 こんなお知らせが掲載されていた。 やっぱり車内放送は一番クレームが多いのだろうか。

12日 [id]

ここんところ愚痴とか文句ばっかりなのは一昨日僕の中の闇の部分がまたぞろ活動を始めたせいでもある。 この闇を鎮めるためにと思って明るい音楽でも聴こうと思ったのだが、手が思わずハニワオールスターズの 「目下の叫び」を選曲してしまった。

※駄目なのよ 駄目なのよ 駄目なの駄目なの駄目なのよ
(※好きなだけ繰り返し)

嗚呼ますますダークに…

高校生の頃、試験の直前に友人Iにむかって「駄目なのよ」とボソッと呟いたら、案の定試験終了後に 「お前のせいで試験中エンドレスで『駄目なのよ』状態だったじゃねぇか!」とどつかれた。 いわゆる“ディラン効果”という奴である。(この言葉本当にあるのか?)

13日 [id]

久しぶりに、実に久しぶりにコーヒーを飲んだ。風邪をひいている時は何故だかコーヒーよりも紅茶の方が飲みやすいので、 ここしばらくの間ずっと紅茶ばかり飲んでいたのだ。体調が悪い時はコーヒーの油分が妙に気になったりするし、 コロイド溶液は喉への刺激になるというのも原因として考えられる。が、僕には、 喉を痛めている時はかえって辛いものが食べたくなるという妙な性癖がある。 昨日は昼に「壱源」のコタンラーメンを食べたのだが、辛いスープが腫れた喉元を通過する時の、 「焼いています!いま、喉がどんどん焼けていきます!!あたりはもう真赤です!!」というあの感覚が実は好きだ。 決して喉には良くないとは思うけど。

14日 [id]

今日は大学ではセンター試験の会場準備のため、構内を午後8時には出なければならない。 こんな時間に大学を出るのは久しぶりだ。何だか仕事が早く片付いたような錯覚を感じる。 それはみんなも同じなようで、大学近辺の居酒屋はどこも満席。

15日 [id]

だから仕事に一段落着いた訳でもないのに、今日はぐっすりと眠りこけて日中を過してしまった。 合間に「キリンヤガ」を再読。いや、もう再々々々読ぐらいになるだろうか。 こんなに悲しい哀しい物語を読むと一時的に無気力になってしまい、また眠ってしまった。 気がつけばもう夜中。

16日 [id]

家で仕事をしていると、ゲームやビデオ、本や漫画の類の誘惑と戦わねばならない。 これが大学の研究室だと、今度はネットワークがそれらに代わって待ち受けている。 結局、どこにいても仕事は進まないのね。

§

我が家にはオリーブとルーシーという名の二匹の雌猫がいる。 すでに何度か猫の写真をこの欄に載せた事があるが、実は二匹の猫の写真が混ぜこぜになっている。 どちらが美人かという問いに対しては、ルーシーの方という事で大方の意見が一致している。 が、どちらが猫として可愛いいかと問われれば、僕はオリーブの方が可愛いいと断言する。 確かに毛並の美しさと顔立ちではどうしてもルーシーの方に軍配は上がるが、 愛敬のある仕草とやや太り気味ながらもかろやかな身のこなし、気まぐれで奔放な立居振舞。 それでいて懐っこい時は徹底して懐っこい。そんな所が僕を魅きつける。

さて、これだけの情報で、この四枚の写真 [A], [B], [C], [D] のどれがルーシーでどれがオリーブかを当てられるだろうか。全問正解者には賞品をお出ししますよ。

17日 [id]

ほーらやっぱり。ほぼ一日中研究室にいたけど、さっぱり仕事は進まなかったぞ。 しかしどうして他人の書いたプログラムのデバッグははかどるんだろう。 こんなんでえーんか?修論書けるんか?かなりつらいです。ネタもありません。

18日 [id]

TIE-TANIC」!これは凄い、凄過ぎる!! 聞いて驚け見て笑え、スターウォーズとタイタニックの融合だ!!!こいつら並の根性してません。 こういうものを見てると、研究なんかしている場合じゃないでしょ、俺も何か凄いの作るでしょ、 企画だけなら山程たまってるでしょ(撮りっぱなしのクレイアニメーションとかね…)、という気分になってしょうがない。 うお〜早く修論終らせてぇ〜(修論終っても研究終らんでしょ)。

§

後期分の学費を納めるのをサボっていたら、とうとう督促状がやってきた。文面は悪文だ。 とりあえず無視してTIE-TANICをもう一度観る。 ターキンの後でブツブツ喋ってるベーダー卿が最高。男のオタク魂ムキダシで大変愉快。

19日 [id]

とうとう観念して学費を納めたら、口座スッカラカン。ところで皆さん、 年末ジャンボ宝くじはちゃんとチェックしたかな?もしこれを読んでから当っていた事に気付いたのなら、 いくらかわけてちょうだいな。やっぱり人間性を疑われるかな…こんな事書いたら

§

ケイゾクは力なりというか、最近このページの読者がちこっとづつ増えているようだ。 そこで特別企画第一弾。×××さん、犯人は最初に出てくる医者ですよー。

20日 [id]

1/28、某ML福岡オフ。
1/29、ユニット仙波“骨盤クラッシュライブ”。
1/31、修論締切り。
2/2,3、PONTA BOXライブ@高円寺JIROKICHI。
2/8、修論発表。

失踪したい…

21日 [id]

研究室のマシンに入れてあるMP3の曲、ここ数日の連闘のため、いい加減どれも聴き飽きてきた。 そこでひょいっとfreebirthという、 ベースシーケンサー(リズムシンセとも?)ソフトをインストール。1ループ16点でサンプリング音を鳴らせ、 オシレーターも付いている。まずは叩き台のループを作り、260BPMぐらいで試してみる。 ちょっとずつ手を加えて、落ち着いてきたら300BPMに上げてみた。

一時間経過

これは凄い。打ち込んでいない筈の旋律、想定していないリズム、登録されていない音が聴こえてくる。 ミニマル方面の人がよく使う『虚の音』という言葉の意味が耳にしみてよく理解できる。

二時間経過

もはやループという概念すら怪しくなってきた。まったく同じループを続けている筈なのに、 僕の耳は勝手にそこに変化を捉えている。ここに至って、僕はミニマル音楽をCDに収める事の限界がわかった。 何時間も徹底的に聴き続けてみて、初めてわかる領域というのもあるのだ。音像の理解(和音の分解・音色の判別など) は一意ではなく、幅のあるものだという事もあらためてよくわかった。 『絶対音感』ごときで騒いでいる場合ではないぞ。

22日 [id]

Mac OS XのGUI層は、従来のものとはうってかわって、 Aquaとか言うものになるそうだ。 こういうコケおどし的なことをやっているから、アップルの製品がここの常連になるのだ。 マッキントッシュの初期のユーザーインターフェースは、「Graphical User Interfaceをみんなの手に」という方針がやや突出していて、 「本当に使いやすいもの」を目指していたか、という点についてはやや疑問が残る。 それでも恐らくは他のPCと比べれば格段に使いやすいUIであった事だろう。 だがGUIの普及も一段落したのだから、根本的な使いやすさとは何だったか、という点に立ち戻らなければならないのに、 アップルが提示したのは、「高解像度で色数の多いアイコン」「ウィンドウをドックに入れるとホラ、アニメ〜ショ〜ン!」。 ユーザーインターフェース系の学会でアップルの研究者の名前を見なくなってから久しいが、 iMacでたんまり儲けたんだから、自家用飛行機なんかプレゼントしてないで、ちゃんと本腰入れて研究しろよな。

23日 [id]

来年は21世紀である。来世紀になれば、20世紀は前世紀だ。という事は、今年の年末までに出た製品・研究・作品・その他もろもろ全て、 “前世紀の遺物”呼ばわりできるのである。僕の嫌いな アレ、 貴方の嫌いなソレ等、 片っ端から“前世紀の遺物”だ。コレなんかも、 今年中に出荷されようものなら来年からは即遺物扱いにしてやれ。とはいえ、 「二十世紀梨」までもが問答無用で前世紀の遺物になってしまうのは痛惜に耐えない。

24日 [id]

修論終わったら食べたいもの。モンサンクレールのケーキ。修論終わったら見たいもの。 IMAXシアターでやってる「ファンタジア2000」。修論終わったら行きたい所。九州南部。 修論終わったらしたい事。クラッシュしたTOWNSの復旧作業。修論終わったら…

25日 [id]

徹夜で修論を書き続けていてようやく一段落した後、さぁ寝ようとしても神経が昂ぶっていて寝られない。 そんな時に手をつけてしまったのが『ゼルダの伝説〜時のオカリナ(N64ソフト)』。 前に一度クリアしているのだけれど、久しぶりにやるとやっぱり面白い。ついつい時間を費してしまう。 そういえば以前、ゼルダ外伝の発売時期がちょうど今ぐらいに予定されていたのを見て、 「これはヤバイ。絶対にまずい。」とか思っていたのだが、 結局外伝は未だに出ていないのに関わらず、しっかりまずい状況になっている。

26日 [id]

今年のインタラクションATRの発表が目白押しだ。プログラムをざっと眺めた限りでは、

  • 「音声合成・認識ソフトによる「尻取り」の実現」宮里勉(ATR)
  • 「"iDance" - マルチモーダル移動ロボットを用いた音楽生成環境」鈴木健嗣,大橋武史,田部圭史郎,橋本周司(早大)
  • 「自伝的記憶としてのWEB日記−内容と文体の性差の検討−」山下清美,藤波尚美(専修大)
  • 「Tangible Sound #2における楽器インタラクション」米澤朋子(慶大/ATR),間瀬健二(ATR)

あたりがトても面白そうだ。それにしても今年のインタラクション、楽器ものが多いのは何故?

§

今日の「前世紀の遺物(になる予定)」: TeX/LaTeX・VFlib・Netscape・HTML・成人式・自動車・新々サークル棟脇の門扉・東横線の車内放送

27日 [id]

今日の「前世紀の遺物(予定)」OS編: MS-Windows, MacOS, PalmOS。どれも苦しんだ挙句に解決しなかったという記憶しかない。

§

家でも研究室でも仕事に支障をきたすとあらば、外に出るしかない。 という訳であちこちの喫茶店に出かけてはノートPCを取り出して文章を書いているのだが、 今日はよりによってMURAでそれをやっている。 一見とても場違いのようではあるが、インドには天才プログラマーが沢山いるのであながち変でもない、 という事にしておこう。

28日 [id]

靴の中に小石が!!即座に靴を脱ぎ逆さに振って小石を外に出そう、と動きかけた右手を左手が阻止する。 僕は今猛烈に、くだらない、しょーもない事がしたくてたまらなーい!!という訳で小石を追い出すのを止めて、 どれくらい長くこの小石 in the 靴状態を保てるかに挑戦中なのである。 すでに二日近くこの状態が経過している。こんなくだらない事でもいざ実行に移すとそれなりに手がかかるもので、 例えば足の裏の特定の箇所に刺激が集中するのを避けるために、 行きはつま先にあったから帰りはかかと方面に小石を配置して歩くといった工夫が必要となる。 せめて修論発表が終わるまでは小石を飼い続けたいものだなぁ。

§

Debian GNU/Linuxの次期リリースである“potato”がいよいよ大詰めに突入。 不安定と判断されたパッケージが続々と削除され、次の次のリリース“woody”に回されている。 このままstableになるまでpotatoで通すか、さっさとwoodyに移行してしまうか。ここが思案のしどころだ。

29日 [id]

「読売は野球以外の事業に手を出さないのかねぇ?」

小川さんのこの一言から、想像は爆発的に拡がっていった。 「そら新聞だろ!」などと不粋な突っ込みをしてはいけない。 はじめは「読売鉄道」という案が出たが、東京近郊にはもはや鉄道を敷く余地はないという事で却下。 かわりに「YOMIURI AIR LINE」案。これはありそうだ。どことどこの間を飛ぶか? ダイエーとの関係を強めるために、東京⇔福岡間説が最有力だ。

他には?「よみうりネット」はどうだろう。単なるBBSの発展形としてのISPとしてではなく、 「次世代インターネット」として名乗りをあげるのだ!読売が!!キャッチフレーズは 「インターネットはもう古い」で決定。 絶対ナベツネはもう考えてるって。いきなりは無理だというのであれば、 とりあえずJPNICをのっとる形でYOMIURINICを立ち上げて、「yomiuri.jp 」というドメインを設置するのだ。 いや、いっそINTERNICをのっとって、「yomiuri」なるトップドメインを作るか!?世界のYOMIURI!! そうなったらキャッチフレーズに「今ならメールアドレスに“あなたの名前@giants.yomiuri”が使えます。」 を追加だ。

他には? 公共性の高いところで、「読売電力」「読売ガス」案も出るが、ここでまたしても小川さんが 「銭湯だろう」とナイス発言。しかし、銭湯はどちらかというと西武っぽい。 もっとも西武ブランドの銭湯は難しいだろうから、ここはやはり「無印銭湯」と来るだろう。 そう、洗い場に置いてある洗面器に「ケロヨン」とか「コルゲン」とか書いてないのである。 壁の富士山は別にブランドではないのでOKだ。じゃあ洗面器の文字はブランドなんかい、 という突っ込みは無論却下だ。あなたの町の無印銭湯。西武グループ不振の打開策として、 真剣に検討されていてもおかしくない。さぁ、家には読売の電気とガスとネットワークが引かれ、 町には西武の銭湯が林立する。そんな日本になったら、あなたはそれでも日本に住みますか? 僕は…僕は…とりあえずトンガ王国ドメインのメールアドレスでも確保しようかと思います。

30日 [id]

明日の日記:

  • 2:00 眠さ限界なるも、気力を振り絞って修論執筆。
  • 4:00 意識朦朧となるも、素晴しい気合いを見せて執筆続行。どんどんページが増えていく。
  • 6:00 紅茶を飲んで頭が冴える。惚れ惚れする程の書きっぷり。みるみるうちにページが増えていく。
  • 8:00 修論最後の追い込みのため、珈琲館大岡山店へ。注意に来た店員もたじろぐ程の気迫で執筆。
  • 10:00 ひとまず修論完成。細かい所にアラは残るものの、文句なしの出来。
  • 12:00 夢から覚める。

31日 [id]

ドツボドツボ。ドツボにゃ底がない。