2006年6月の小ネタ
1日
new スーパーマリオ、オールクリア☆☆☆。正直、2D マリオはもういいかな、 という気分。これといって新鮮なものはなかった。
こないだ、突然 root パスワードをど忘れしてしまった。それも、その日の朝には覚えていたのだけど、 昼頃に su しようとしてキーボードに手を伸ばしたとたん、スラスラとキーを叩けず、 思い出せなくなっていることに気がついた。
一応自分のパスワードは周辺記憶から思い出しやすいような仕掛になっている筈なのだけど、 それすら思い出せない。更新する前の古い root パスワードは思い出せるのに…。
それで、しょうがないから root パスワードを更新してしまおうと思ったのだが、 シングルユーザーモードに落す前に、他所のマシンから root として ssh でログインできないかと考えた。ssh 用のパスフレーズなら思い出せるからだ。 しかしそのためには当然 root になっておかねばならない。su して ssh っと。
…あれ、今おれ su できたな。
という訳で、いつの間にか手が勝手にパスワードを入力していた。
5日
先日「2Dマリオはもういいかな。」と発言しましたが、 まさか「2.5D スーパーマリオ」なるものが出てくるとは予想していませんでした。
7日
とっくの昔にあっちこっちで紹介されているとは思うけど、何度観ても笑っちゃうので、私からも紹介。MegaMan Effect という Mac OS X 用の冗談ソフトが、アチラのテレビ番組で紹介されたときの映像(QuickTime)。ちなみに "MegaMan" ってのは、 こっちでいう「ロックマン」。
「だから?」という女と、それをスルーして大盛り上がりの男ども。この構図は洋の東西を問いませんなぁ。
15日
という訳で、たまっていた要件を片端から片付けていきつつある。 が、ついついデスクトップマシンの環境を sarge から etch へと更新したり、 ついに Fvwm のみの旧式デスクトップ環境から GNOME へと移行してみたりした。 前に 2.10 を試したときはすぐにまた Fvwm へと戻ったのだけど、2.14 はなかなかよい感じ。 最近はあまり深いカスタマイズはしないよう心がけているのだが、 それでも使いよい環境を目指していろいろいじっているうちに、なかなか居心地のよい環境になってきた。GNOME, sweet GNOME!
唯一の不満は、キーによるウィンドウの切り換えで、今まで fvwm ではこれを Ctrl + 矢印キーに割り当てており、右と左で切り換え順を変えるということができたのだけど、 Metacity だと切り換え順は一方向で、しかも Ctrl キーを一度離さないと切り換えが確定しない。 そのため、別ウィンドウのターミナルに移ってから続けて ^L を入力するまで Ctrl キーを押しっぱなし、 といった操作ができない。まぁそんな操作できなくてもそれほど支障はない、といえばそうなんだけど、 しばらく慣れるまで時間がかかりそうだ。あと、ポインタを画面端に押しつけても隣のデスクトップへと移れないのは不便だなぁ。 かといってウィンドウマネージャを fvwm や他のに変えるのも面倒だ。
16日
異業種交流的パワーランチに参加してきた。わざわざ神保町までの遠出なので、 自分にとってはパワーランチというよりかは普通にミーティングに出かけていった、 という感じもなくはないのだが。ほとんどが初めての人なんだけど、 例によって同じイベントで仕事をしていたり共通の友人が他にいたりと、 It's a small world だった訳ですが、それはともかく色々と話がはずみ、 僕自身の研究テーマの開拓にもつながるものが出てきた。うおー、今年は仕事するぞ!
大学に戻って、学生さんの論文の手直しを夜中までかかってやる。 そういや夜中にフットサルの試合をテレビで観たけど、面白いですねあれは。 サッカーより面白いかも。
17日
で、結局始発で帰宅したのだけど、その途中、電車に乗り込んできたのが、 前から連絡をとろうとろうと思ってたけど連絡先がわからず保留にしていた DJ さん。 すごい偶然に感謝感激。昨日のパワーランチといい、何やらいい流れがあります。 もちろんその分仕事量は増えていく訳ですが…。
22日
Infinity: The Quest for Earth が凄い。開発中のゲームなのだけど、地球がまるごと表現されたゲームエンジン。 デモビデオを見ると、 宇宙ステーションから眺めた状態から地表面まで、まったく途切れなく移動できている。 ただ土星デカ過ぎ。
23日
Herbie Hancock がセサミストリートに出演したときの映像。 Music Thing: Herbie Hancock on Sesame Street
冒頭でマイクに名前を吹き込んでいるのが Tatyana Ali。さらに、 同時期に SNL に出演したときの映像がこちら。 かっちょいいですねぇ。激しく Baby scratch ですが、かっこいい。探すと "Rock It!" の PV も YouTube に置かれていますね。
24日
先日のパワーランチでお会いした人のこともあり、 研究室の X ビデオステーションに残っていた「桜蘭高校ホスト部」のアニメのオープニングをちょっと見てみた。 ははぁなるほどね。で、帰りに単行本の1巻を買ってみました。
28日
今日は椎尾先生に呼ばれて、お茶の水大学へ出張講義。実は去年もやっているのだけど、 今年は話す内容をまったく変えてしまったので、資料はまったくの作り直し。 といっても、最近はスライド上には図や写真だけを載せて文字情報をできるだけ追い出し、 中身はほとんど口頭で述べるという技法が身についてきたので、 スライド作りはそれほど大変ではなかった。大変なのは喋りの方で、 左記の理由でスライドが頼りにならない分、それなりに事前の準備が必要となる。 一応大筋を紙に書いてはおいたものの、やはり本番では記憶が頼り。
本番では学生に質問を投げたりライブデモをやったりと、 「一方的な喋り」に落ち入らないよう工夫してみたのだけど、 それなりに落ち着いてこなしたつもりではあったけど、余裕のない喋りをしているなぁ、 と喋りながら反省してしまった。経験不足だけじゃない、何かが欠けている感じ。 ステージパフォーマンスを研究の題材にしている身としては 「医者の不養生」という奴で、はなはだよろしくない。
つらつら思うにその要因は、まずは話す内容に絶対の自信を持っていないことだが、 これはまぁ講義内容を改善していくしかない。精進しよう。次に、 余計なことを喋ってしまう癖がなかなか抜けていない点。 たとえばいくつか写真とビデオを交えながら研究事例の説明をしているときに、 「このシステムのは、ちょっとビデオがないんで口で説明しますけれども」とか言っちゃう。 わずかではあろうけど悪い印象を与えてしまう。どうせ同じ情報を言うのなら、 聴いている人と対話しながらやった方がいい。 「これはこういうシステムです」「これってビデオないの?」「あーごめんなさい、 用意してないんですよ」といった感じに。 これはまぁ講義という形式である以上どうしようもない部分もあるのだけど。
結局、相手に自分の考えを伝えたいという意識がどれくらい真剣に持てるか、 にかかっているという意味ではプレゼンテーションもパフォーマンスも講義も同じ。 学生を相手にした講義で、そのモチベーションを高めるにはどうしたらいいか。 私も頑張っていいものを考えるから、学生さんも講義には積極的に参加してください。