2002年2月の小ネタ
1日
ThinkPad240の保守マニュアルを読み、 ちょっと実験を開始(21:33)。さて結果は?
やった!(22:04)
これで壊れた液晶ディスプレイは240Xから240のものになった!!いやー、pentiumIII速いね!!
slashdotの記事 "Animate Your LILO" の末尾に加えられたBe careful of the Frenchの文字。 いや、フランス語に注意、という意味なのだが。
流行の予感。と。
3日
たほいやのビデオを見てると、たほいやがやりたくなる。広辞苑か、 それに代わる中型辞典がないとゲームができないというのがネックになっている。 電子辞典でも用は足りない事はないのだが、見出し語をずらずらと並べてくれる機能がないと、 問題にする語を探すのが難しい。何かいい方法はないか。
6日
"Radioactivity (The MIX ver.)" の冒頭が、モールス信号で "RADIOACTIVITY" と打っているとか、 「ヒロシマ」と喋ってたとか、まったく気がつかんかったよ。
7日
斜め配線が可能な設計手法「X Architecture」による初のLSI設計について(東芝プレスリリース)
チップの顕微鏡写真が凄いことになっている。
久々にアクセスログに残った検索語チェック。最近あまり面白いものがなかったところに…
「塔矢とやったんだ」…このバカっ!!久々に更新ログ見てて笑った。 あ、ジャンプでは「塔矢と打ったんだ」だよ。
その他では「時のオカリナが欲しい!」「アレゲ 大学」「母親を無理矢理」など。
9日
「コンピューターレクリエーション」は母校のコンピューター同好会に寄贈してしまった (技術フェチ日記)。 既刊本はほぼ在庫切れ。東工大の図書館に合本された状態で所蔵されているからまぁいいんだけど、 思い出深い本なので、ちょっと惜しい。
12日
地下鉄の駅でふと映画「The lord of the rings」のポスターが目に入った。そのキャッチコピーが
指輪を手にした者が世界を救う
ふざけるな!!!撤回しろ!!!もう、見た瞬間に激怒ですよ。ブワッと髪が総毛立った。 これじゃまるで指輪が、世界を救う力を持つ重要アイテムであるかのようだ。 そもそもが「ロードオブザリング」なんて阿呆な邦題をつけている時点で、 配給会社はこの作品が占める位置というものをまったく理解できていない事がわかる。 とんちんかんな字幕がつけられているという話もあり、いらだたしい限りだ。
何?読んだことがない?!読め!ガンダムは後回しでいいから!!
13日
EffecTVでは、イフェクトをかけた画像を、vloopbackを経由して他のソフトからも使えるようにしてある。 vloopbackドライバとのやりとりをする部分はシグナルとpthread周りをゴチャゴチャといじって実現している。 昨日、Debian woodyでglibcが2.2.4から2.2.5になったのと時を同じくしてこの機能が正常に動作しなくなった。 当初は原因を探してvloopbackやEffecTVをいろいろと調べていたのだが、どうもlibcが犯人っぽい。 sigwait()から正常に帰ってこれないようだ??しかし詳しい症状がうまく突き止められない。
こういう時、一体誰に質問していいのやらわからんので、とりあえずglibcのソースを、 2.2.4と2.2.5の両方落してきた。念のためにdebian projectで作っているパッチも拾う。 linuxthreads/signals.cの差分など眺めながら考えるが、まだまだ核心からは遠い。
で、どこに質問するべきなんだろうなぁ。
14日
プレゼンテーションツールの新星mechapoint。 描画にEVASを用いた、XMLベースのもの。 XMLベースでの編集は正しいのだが、 図を多用するプレゼンテーションにおいてはdirect manipulationがとても重要なので、 僕はいまだにTgifで作っている。 恐怖の行指向プレゼンツールMagicPointは一日で懲りた。アウトラインを書き飛ばすのにはいいかもしれないけど、 そんなスライドは誰も必要としない。
15日
ノートPCのハードディスクがだんだんおかしくなってきた。そろそろやばい、 というかもうすでに部分的にファイルが壊れている。fsckで発見できるうちはいいけど…。 ところで、zshがヒストリファイルにロックをかけたままで死ぬと、zshが起動時に止まっちゃう。 ログインすらできない。なんとかならんか?
16日
電話で呼ばれて、自転車こいで友達の部屋でのカレー祭に飛び入り参加。 チャパティー担当として小麦粉をこねまくり、麺棒で拡げまくる。 ここで拡げたチャパティーを粉を振らずにそのまま重ねていくというありがちなミスを犯したため、 チャパティー同士がくっついてしまい、一苦労。 が、調子にのって薄く拡げ過ぎていたためにかえって良かったという気もする。 できあがったカレーはとってもうまかった。チャパティーはパリパリで、やはり薄過ぎたか。
18日
(昨日からの続き)と、注文していたThinkPad X23が届いてた!!早速移行作業を開始したのだが、 プリインストールされたWindows XPを殺さないようにDebianを入れるのは果てしなく困難である事が判明 (ひとまず成功したので、経緯はそのうちまとめます) (まとめました)。 その上、Debianのインストール用カーネルイメージは、linux-2.2系のものだと起動に失敗する。 じゃあってんでlinux-2.4系を使った最新のものを試すとインストールプログラムがSegmentation fault する。どうしろと?!
以前だと、インストール用基本ファイルはtar.gzで固められているのだが、 最近のインストールディスクはdebパッケージになっている。そこで、 力技に頼ってdpkgが動くところまで展開していって、そこから先も全て手作業でインストール。 linuxのインストールはイバラの道よ〜。X11はまだ動いていない。
19日
PlayStation2 Linux Release 1.0のアップデートディスクを注文するべく、 PlayStation.comのアカウントを掘り起こしたいのだが、パスワードは忘れてしまった。 14日にサポートに電話しておいたのだが、返答メールが届かない。で、今日もう一回電話して、 メールアドレスをしっかと伝えて、只今その返事待ち。
で、何がネタかというと、Webページのアクセス履歴に、 Yahooで僕のメールアドレスを検索キーワードにした検索結果が残っているのだ。 発信元は想像どおりsonytelecom.ad.jp。一通り見て回っておられるようで。
20日
Xは4.2.0を作って解決。あとは音。
あと、ネットワークをどうするか。 以前は「ネットワークカードがささった」時がすなわちネットワーク使用開始とわかりやすかったのだが、 NICが本体内蔵になったので明確なイベントがない。Etherケーブルの抜き差しはイベントとして取得できるのか?
X23設定まつり、Linux側はひとまず一段落したつもり。が、まだMewの設定がちょっとだけおかしい。
Mew2って、POP3での既読管理をどうやっているのだろう?IMの時はUIDLを使っていたのだが、
今は不明。おかげてサーバー側のメッセージが消えてくれない。やっぱりUIDLを使っていた。
ちゃんと消えるようになったみたい。mew-pop-delete
の値の解釈が想定していたのと違ったようだ。
21日
matrox G450 のdual head版を四枚差したマシンと格闘。どうしてもPCIカード版でうまく動作しないので、 matroxのサポート掲示板で尋ねてみた。すぐに答が返ってきた。ありがとうBen!! でもTV Outは早くなんとかしてね。
22日
花粉症に風邪を併発したせいか、涙と鼻水が止まらない。不可解な事に、何故か右目からしか涙が流れず、 右の鼻の穴からしか鼻水が出ない。
鼻の方についてはそれほど不思議がる事ではないかもしれない。琉大の星野さんの研究で知ったのだが、 右の鼻孔と左の鼻孔のどちらが主に使われるかは、一日の間で周期的に変化しているのだそうだ。 どっちの鼻の穴がより詰まりやすいかは時間によって変化するのだ。 左の鼻孔が詰まっているが故に右の鼻孔から鼻水が垂れていく、という事は考えられる。
一方で右目からしか涙が出ないというのはどういう事だろう。眼球に直接刺激が与えられているのならともかく、 アレルギー性のものだとしたら、片方の眼にしか影響しないなんて事があるだろうか。そもそも、 涙が流れる時に片方の眼からしか流れないというのも珍しい。例えば頭の右側をガツンとぶつけたら右目から涙が出る、 なんて事があるだろうか。あるいは右隣の人からもらい泣きしたら右目しか涙ぐまないだろうか。 鼻の穴との関連も見過ごせない。これを調べるためには、片方の鼻の穴にワサビをつっこんでみて、 やはり同じ側の眼から涙が流れるかどうかを実験してみたいところだ。誰か他人の鼻で。
23日
「指輪物語」の先行レイトショーが今日あるという事を知り、居ても立ってもいられず、夜の渋谷に急行。 22時50分の回に滑り込んだ。案の定、結構な人数がすでに並んでいた。そりゃぁ気になるよなぁ。
結論。素晴しい。よくぞやってくれたと申せましょう。アルゴナスの門のシーンには、 あまりの感動に思わず声をあげてしまった。ホビット庄も裂け谷も実に美しい。ロスロリエンは賛否分れるかな。 懸案の日本語字幕も、まぁ気にならない程度になっています(一箇所、セリフの発話者を間違えていると覚しきところがあったけど)。 どだい、瀬田訳に忠実にしようとすると字幕の用を為さなくなるだろうから、こんなもんでしょう。
詳しく書くとネタばれになってしまうので、一番気になった点を一つ。 モーテンセン扮するアラゴルンは高橋幸宏にとても良く似ている。 あと、ガラドリエルの配役に関して言えば、長く生きている種族の微妙に超越した感覚があって良いのではないかと。 確かに超絶美人という感じではないけどさ。
何はともあれ、宣伝キャッチコピーも改訂された事だし、良かったんじゃないでしょうか。
24日
ついつい「指輪物語」全巻をおさらい読み。速読みで一冊30分で読んだとしても、3時間。 全巻読んだのはこれで4回目。こうして読み返すと、まだまだ読み落していた部分がそこかしこに残っている。 あるいは忘れてしまったのか。シャーキーが誰だったかを忘れていたのにはちょっと驚いた。 おかげで新鮮な気分で結末を読めたのではあるが。
28日
突然思い出したのだが、エルロンドはエージェントスミスだったのね。 The Matrix の続編はすでに撮影を開始しており、Hugo Weaving の役は "Agent Smith 2.0" らしい。かっこえー。
ところでこれを確認するために The Matrix のパンフレットを読み返したところ、 「マトリックス攻略法」と銘打たれたコーナーに「ウォシャウスキー兄弟の愛読書はゲーデル、エッシャー、バッハなどの著書」とか書いてある。 んー、こりゃどう考えても Hofstadter の "Godel Escher Bach" の事だよな。多分訳者が間違えているのだろう。 Matrix のパンフに原稿を書く人が GEB を読んでいないにしてもタイトルも知らないというのは問題があるだろ。