2000年12月の小ネタ
2日 ![[id]](/img/id.png)
渋谷駅前でティッシュを配ってきた、キャバクラの客引きのようなあんちゃんは、しきりに
はい、どーもー、マルチメディアクラブでーす。
と叫んでいた。…すごいよあんちゃん、そして自分の店にそんな名前付けた人。おれ素面じゃ言えねぇよそんな名前。
しかしインターネットの時流に乗れずにまだマルチメディアを引きずっているのか、それともインターネットの発達により本当のマルチメディア時代が到来しつつある事をアピールしているのかは定かではないが、こうしたIT系(あっ) の用語が店名に冠せられるのは一体何故なのだろう。同じようなノリで「オープンソースクラブ」とか「キャバレードッグイヤー」とかが、どっかで林立していたりするのであろうか。もし万が一、僕にそーいった店の名前の相談が来るような事があれば、必ずや「タンジブル何々」を提案する事をここでお約束する。
3日 ![[id]](/img/id.png)
朝日新聞のわけのわからん記事は、その見出し(「アイボに勝った!〜」)からロボットの姿形、店員の受け応えまで徹頭徹尾トホホな感じだが、注目はロボットの両脇を固める謎のレディが、ロボットというよりかは「くの一忍法帖」である点ではなかろうか。
4日 ![[id]](/img/id.png)
LQしましょう
LQとは、「長期休暇(L休暇)」の愛称です。
全国労働基準関係団体連合会
…コメントのつけようがない。全基連および労働省にはこんな事しか考えられない奴しかいないのか? こんな奴等に我々の労働環境を監督する能力があるのか?
という前振りの後にこの話題が続くのが果して適切かどうかはわからないが、松岡研では、その時の自分の眠さ加減を表すのに様々な表現が使われる。僕自身、「時速40kmぐらいで眠い」とか「睡魔がシリーウォークしながらやって来る」とか言ってみたりするのだが、秋山君の「眠気の連合艦隊が襲ってきた〜」には心底やられたと思った。
6日 ![[id]](/img/id.png)
今日から沖縄でWISS。往きの飛行機でいきなり松岡さんにバッタリ。機内で論文の直しをする事とあいなりました。まぁもともとそのつもりだったんでいいんですけど。
去年のWISSの記事を読んでいただければわかるかと思いますが、もちろん今年も宴会。沖縄の酒「泡盛」が参加したため、スピリッツ色の強い宴会でありました。今年は少し自制しておとなしく飲んで早寝するつもりだったのに、ついつい引き込まれて飲んでしまった。デモセッションでは、自分のできるかな能力がまだまだ通用する事を確認。
7日 ![[id]](/img/id.png)
インフォマーシャル形式で論文発表をしたい、というのは誰しもが考えていたらしい。仕方ないので、「NHK理科のおにいさん」形式での発表を目論む事にした。博士号を取ったらすかさず「ものしり博士」役で挑戦するべし。
松岡研関係者多しといえど、踊る松岡さんを目撃した人はそうは多くあるまい。
8日 ![[id]](/img/id.png)
本日ワタクシめについたあだな「おとうさん」。「パパ」でなくて良かった。
9日 ![[id]](/img/id.png)
玉泉洞では、実は玉泉洞そのものよりもその近くにある谷の方がよっぽど素晴しい事を小松君が発見。石灰岩の谷の中に奇怪な形状の樹木が茂り、古墳墓らしきものが薄闇の中に浮かんでいる。人気はまったく無く、その独特の雰囲気は、観光開発の進んだ那覇周辺の中では特異だ。
あえて難を挙げるとするならば、その先に、工事中ではあるが「珍珍洞」「満満洞」なる場所へのコースが控えているという、秘宝館的展開が待ち受けているところであろう。工事は大分昔に放棄されたように見受けられるが、おそらくこんなもんが作りかけで残っているから、大々的に前面に出して宣伝する事ができないのではないか。
という訳で写真集。
酒屋で土産の泡盛を品定めするために試飲をしていたら、むっつ目で酔いが回ってきた。
11日 ![[id]](/img/id.png)
WISS会場から送った荷物の送り状の品名のところに「インターネット」とか「マルチメディア」とか書いておいた仕込みはまったく気にもされずに終わった。小松君の「オキナめぐみ」に至っては、段ボールが積み重ねられたお陰で日の目を見る事すら無かった。
インスタントコーヒーを作ろうとして、カップに粉がドサッと入ってしまい、どうしようかと思ったがそのままお湯を入れてから、「え〜ん、粉が沢山入ったコーヒーができちゃったよ〜。おがわさん飲んでよ」と振ってみたのだが、リアクションはなかった。まぁ俺フクとは似ても似つかんし。
和谷よ、「一人にしておけ」と言われて本当に一人にする奴があるか。
12日 ![[id]](/img/id.png)
デビッド・ボウイさん、「音楽家が選ぶ最高の音楽家」に(asahi.comより)
その事自体は別にどうでもいいのですが、「ボウイさん」「マリリン・マンソンさん」という表記が楽しくて。ビートルズやレディオヘッドやU2は「さん」がついていないので、グループ名にはさん付けしないのかな。とすると、「ジャズのマイルス・デービス」はグループだと思っているのかな。もしかして「マイルス&デービス」だったりして。
13日 ![[id]](/img/id.png)
やはり誰もが同じような事を気にしているらしい。
(Business Week Onlineの記事「Will Google’s Purity Pay Off?」)
16日 ![[id]](/img/id.png)
「ハトがまめくってぱっ」
例によって突然思い出したのだが、TVで放映していたサザエさんの実写ドラマで、波平とマスオさんが家を出る際に持ち物を確認するための文句である。書き出すと、
となる。で、これの私家版を作ったらどうなるだろうと思ってやってみたのだが、一時間近く頭をひねってもいいのができない。頭文字だけここに記しておくので、何かいいのができたら教えてください。それぞれの頭文字が何に該当するか推理してみるのも一興。
20日 ![[id]](/img/id.png)
これまでのバースデイテディ戦果: 1021 (11E), 1011 (21C), 0416 (37A), 0423 (70B)
いまひとつ目的のはっきりせぬまま買い続けている。マーブルチョコみたいなのも悪くないし。このチョコ、前に書いた「超地味なマーブルチョコ」を地で行っている。
21日 ![[id]](/img/id.png)
NTマシンにLinuxを突っ込んでみる事にした。Dual bootにするのも意外に簡単でなかなかよい調子。がしかし、そこに至るまでにいろいろと障害があり、まずフロッピィドライブが繋がらなかったのでインストール用のカーネルをブートする事ができない。が、そのマシンCD-ROMドライブは付いていて、CD-ROMからのブートもできるようなので、 Windowsの起動ディスクを焼き込んだCD-Rを作って何とか解決。だがしかし、起動ディスクのイメージ以外にもいくつかファイルを入れといたのだけど、考えてみれば起動ディスクにCD-ROMのドライバを入れとかなきゃ、肝心のCD-ROMの中身そのものはちっとも読めないのであった。幸いNTのシステムが入っているパーティションがFATだったのでその場は何とかなった。
FM-TOWNSは良かったなぁ、とちょっとだけ思った。
22日 ![[id]](/img/id.png)
1012 (70D)。括弧の中の符号の意味が判明。
23日 ![[id]](/img/id.png)
キティ碁
![[盤面]](img/kittygo.png)
25日 ![[id]](/img/id.png)
僕の持っている携帯電話は、お尻のところに通信ケーブルをつなぐためのコネクタがあり、そこを塞ぐためのプラスチックの蓋がある。通信ケーブルをつなぐ時はこの蓋を外して、どっかその辺に置いておき、通信が終わったらその蓋を再びはめる。こんな事を毎度繰り返してきたのだが、自分の性分を考えればこんなちっぽけな蓋などすぐにどっかに行ってしまいそうなものなのに、不思議となくならない。が、先日とうとうこれをなくす事に成功した。やった!!なにが嬉しいって、いちいち付けたり外したりする必要がなくなった上に、もう二度と「あれ、あの蓋どこへいったんだ?」と探して回る事もしなくていいのだ。
嗚呼しかし、今日になってその蓋を見付けてしまったのだ。なんてことだ、また「蓋はどこだ蓋はどこだ」と探す日々が続いてしまうとは…。
27日 ![[id]](/img/id.png)
ThinkPad 240X、はなはだ不安定で、サスペンド状態から復帰できない、蓋をしていてもサスペンド状態から勝手に復帰するなど荒れ放題。BIOSをアップデートするも、今のところ改善されたようには見えない。他にもXFree86がうまく動作しない時があるとか、細かいところで難儀している。240の方はすこぶる快調だっただけに、何とも納得しがたい。
自分の誕生日のテディをやっとこさ入手。もう二度と買う事はあるまい。
28日 ![[id]](/img/id.png)
その240X、サスペンド状態から蓋を開けて復帰したら、バッテリーの予想残り容量が**「1日と24分」**と表示された。
29日 ![[id]](/img/id.png)
システムだけ作って納入してあとは寝てる、という腹だったのだが、結局本番まで付き合ってしまった。案の定、起ち上げ時にシステムに不具合が発生するも、その後は問題なく動いてくれた。という訳でここ一週間程、某ラジオ放送で使う小さなシステムを作ってました。舞台裏では、生放送ならではの緊張感と高揚感をたっぷりと堪能した。アナウンサーやゲストが会社名や商品名等の固有名詞を口にする度に頭を抱える人がいるのは、某放送局ならでは。眞鍋かおりとも一言二言口をきけたし、放送の仕事は刺激があって良い。
31日 ![[id]](/img/id.png)
18:00から六本木PIT INNでPONTA BOXのカウントダウンライブ。 ACT 1は純PONTA BOX編成。今日はポンタ氏の音がちょっと悪目立ちしていたような気がする。その後ポンタ氏はドリカムのカウントダウンライブ出演のため六本木を後にされた。
ACT 2は"SAYAMA BOX"という事で、村田陽一氏はじめ管楽器セクションが加わる。“Dream While"のアレンジが秀逸でおおいに盛り上がる。演奏終了後、佐山氏突然客席最前列の人に楽譜をあげていた。
ACT 3は、ポンタ氏のかわりに仙波清彦が入った"SEMBA BOX”。かねてから噂のあった「仙波箱」の実現である。“sand-witch"等をやるも、しょっぱなから仙波氏のスーパープレイが炸裂!! ポンタ氏がいないのをいい事にMCでも言いたい放題で、「鬼の居ぬ間のプレイ」と言っていたが、実際ACT 1の"PONTA BOX"編成の時よりも数段ノリが良かった。その後、アルバム『New Frontier』から“Eight Million Light Years” “Verdurous Lands"を立て続けに。前者は激しくグルーヴィに、後者はロマンチックで凄みのあるアレンジで、これをまた仙波氏のドラミングが煽り立てる。演奏終了後、今度は佐山氏が楽譜をバラまいた。
最後のカウントダウンセッションでは、 SEMBA BOXに加えて村田陽一・小宮茂他SOLID BRASSの面子が参加。会場内はいよいよ盛り上がる。“Some Skunk Funk” “Freedom Jazz Dance"など、アップテンポで煽る煽る! これぞスウィング!これぞグルーヴ!興奮が最高潮に達した頃に、会場内のTVのスイッチを入れる。画面はNHKの「ゆく年くる年」。突如会場内に響く鐘の音。時刻がわからないのであわてて民放に切り換えた。と、年越しまであと10秒。