2000年11月の小ネタ
2日
二年以上育て続けてきた、かな漢字変換辞書(ちなみにskk)の新規登録語を整理してみた。 一覧を見て思ったのは、見る人が見れば、この辞書の持ち主がどんな方向性を有する人間なのか、 一発でばれるな、という事。人名に特に顕著で、「寿限無」の名前が一通り登録されていたり、 最近では「伊角」と「和谷」がやはり新規登録されている。普段読んでるものや遊び、 研究内容も検討がつきそうだ。 個人の変換辞書は他のユーザーに読めないようにしておいた方が良いようで。
3日
突然思い出した言葉: リカ系のおもちゃ
NTT docomoのTVCMで、子供の頃の夢の技術が実現している、という主張で、 少年ジェッターの無線通信機等を取り上げている。その中で、ウルトラ警備隊が使っている「ビデオシーバー」 が出てくるのだけど、対応するdocomoの製品は単にカラーのiモード。 ビデオシーバーはちゃんと高解像度の動画を送れるの!チンケなiモードなんて比較にもならないの! しかもビデオシーバーに映像が写っている場面を出さないというずるさ!さすがNTT。
4日
たった一つの記事のためだけにとっておいた、『GAME BLAST』(SOFTBANK)の創刊号。 本棚も手狭になってきたので、ここでその記事をとりあげてから捨てる事にした。
その件の記事は、「Hソフトの正しい選び方」。筆者はDOS/V magazineで書いてる荻窪圭。 そしてその回のゲストは中村正三郎。この組み合わせでこの記事だもの、そりゃとっとくでしょ。 記事の中身はというと、二人して“Hソフト”の品定めをして、選んだ一本をプレイして感想を述べる、というもの。 「悦楽の学園」(シーズウェア)を選んだ中村氏を、「学園モノに弱い」と評している。 各ソフトのパッケージと一緒に二人が並んで写っている写真もあったりして、やっぱり保存価値あり、か。
高円寺マニュエラカフェにて『ビートルズ対透明怪獣ネロンガ』。 オールナイトでビートルズを肴に語るというイベント。岸野雄一氏による、 「ビートルズが日本で観たテレビ研究レポート」が配られ、宮永氏のビートルズ形態模写で場内一気に盛り上がる。 レコードや生演奏も当然あって、岸野さんは何故かラトルズの「Cheese and Onions」を歌っておられました。 他にも未公開音源や映像等も盛り沢山。珍しどころでは、アップル屋上でのライブの際、 同時に路上で通行人を相手にしたインタビューが行われていたそうで、その録音が披露された。 「ビートルズを知っていますか?」とかいう応答の背後で屋上ライブの音がガンガンに鳴っているのがわかる。 ものすごい大音響で、はっきり言って騒音公害。他に変なところでは「Michelle」ぽく歌った「ゲゲゲの鬼太郎」、 タイニー=ティムのビートルズカバーやビデオ。皆さん守備範囲がメチャ広い。 ところで、ウルトラQとオバケのQ太郎は放映局は同じTBSでしかもウルトラQは午後7:00から、 オバQは午後7:30からだったとは、知りませんでした。
8日
今日の発見。Thinkpad240にヘッドホンをつないで使っているとき、 PCMCIAのスロットにカードが入っているといないで、音質が大違い。カードが入っているときは、 キーやマウスの動きに反応してノイズが盛大に乗り、 ハードディスクの回転にあわせてうねり音がブンブン聴こえるのだが、カードを抜くと、 こうしたノイズはたちどころにおとなしくなる(まったく無くなる訳ではない)。めでたしめでたし。
15日
冷や麦を喰わされる
これを単独で読まされてもどうという事はないかもしれないが、
冷や飯を喰わされると並べて読むと、なかなか味わい深い言葉であることよ。 さらに、冷や麦を喰わされ続けてきた俺の人生、と活用してみると、 暗い気分になれることうけあい。
17日
12日の小ネタにも書いた『ゲイングランド』(SEGA,1988)ですが、今日は中学生の頃にはもったいなくてできなかった、 「一人で二人プレイ」に挑戦してみました。結果は2-8で時間切れによるゲームオーバー。 パターンにもよるだろうけど、時間的に非常につらくなります。いくつかの面では 両方のキャラクターを一人で同時に動かさないと間に合わない場面もあって、 左右の手でキャラクターを動かしていると、気分はまるで『リブルラブル』(namco,1983)。 ゲイン知らない人にはちっともわからない小ネタでごめん。
18日
意外なところにゲイナー(gainer)発見。 「バーバル=じじい」はゲイナー共通語らしい。
ちなみに「ゲイナー」はSEGAオフィシャルな言葉。 スコアランキングのところに“GREAT GAINERS”って書いてあるでしょ。
20日
もしかして、生まれて初めて週刊少年ジャンプを買ったような気がする。基本はヒカル・越智戦だが、 伊角も和谷も2コマづつ出てきてて、この二人のこれからの厳しい起伏を予感させる。 一方、「遊戯王」では遊戯が殺し文句をぶっ放してます。
秋山君の日記が、だいぶ文章がこなれてきて面白い。が、「やっきりする」って何だろう?
21日
"OXFORD Advanced Learner's CD-ROM Dictionary" なるCD-ROM版英英辞典を、手元のノートで使うために購入。 UNIXで動かせるかはどうかは未確認で、一か八かで買ってみたのだが、 まずデータが独自形式で一敗。それならそれでWine経由で動かせればいいやと思ったのだが、 それも駄目で二敗。こうなったらWindowsで動かすという事で我慢するかと思ったら、 CD Copsたらいうプロテクトツールの仕様のせいか、 CD-ROMドライブがないと動かない(OALDのCDは無くてもいいのに)事が判明、まさかの三連敗。 最後のはさすがに納得がいかないので、Oxford University Pressに抗議するなり。
季節柄なのか、「宴会芸」「宴会ゲーム」というキーワードで検索してる人が増えてきた事が、 アクセスログに表れている。検索エンジンをぶん回して調べて、宴会芸を練習して宴会に臨む人の姿ってのも、 なかなかコメントしづらいものがありますなぁ…なんてな文章を検索エンジンで見付けてしまった人、 げんなりしてないでさっさと次の候補を見に行きましょう。
22日
とうとう僕のところにも、「IEEEに入会してPalmVIIxを当てよう!」という手紙がやってきた。 何かしら入会特典があるというのは魅力だけど、どうせならPalmVIIxなんかじゃなくて、
「IEEE規格を一つ勝手に作れる!」
という方がいいのに。「IEEE565.13 ゴルゴ13との連絡手段標準」とかね。
宴会芸の話の続き。今日、飯田橋で見掛けたポスターに「かっぽれ教室」というのがあった。 かっぽれ…落語の中ででしかその存在を認知した事のなかったあのかっぽれを、 宴会芸として教えているところがこの日本にまだあったのだ。さぁ、 検索キーワード「宴会芸」でお探しの方、今すぐかっぽれ教室にゴーだ!!
24日
愛称「ピカチュウ」のウミウシはともかく、 「インターネットウミウシ」ってのは何じゃいなと思って 探してみたら、 なるほど確かに「インターネットウミウシ」だった。
26日
ここしばらくかかりっきりだった論文を何とか書き終える。規定枚数より一枚少なく仕上がってしまったので、 もう少し何か書き足そうと思えども、もう手が動かない。頭も働かない。解放感に浸る間もなく、 デモの準備をせねばならない。はぁ。