2000年9月の小ネタ
1日
これから松岡研日記戦線では、日記に秘密の印をまぎれ込ませるのが流行るのだ。 たとえば某君の日記、日付のところに「はれ」と書いてある日は、彼女と会った日(婉曲表現)であるという噂だ。 「はれ/はれ」と書いている日は、彼女と一日に二度会った日(婉曲表現)だという事だ。 なお、『玄米フレークシェイク消費メーター』は終了しましたが、あれが何かの秘密の印だったという噂は、 まったくのでたらめです。
2日
今日、東京は死ぬ程暑かったらしいが、僕はずっと寝ていたので気がつかなかった。 起きて飯喰って電車乗って大学に着いた時にはもう夜だった。何も面白い事が起きないまま日付けが変わった。
☆
夜中に買い出し。今日は星がよく見える。一際強く輝くあの星は何だと聞いたら、 死兆星だと言われた。
4日
昨日今日と、ベータながら日本語に対応したGoogleで遊んでいる。 研究者の間でも評価の高い検索エンジンで、学会でもよくGoogleの求人を見掛けたものだが、 いったいどこで儲けてるんですかね。見た目はどうしようもなくシンプルだけど、 検索結果やその配列の仕方がとっても良くできてるので、みんな使おう。
検索エンジンの使い方で、特に英語の文章を書く時重宝しているのが、フレーズ検索による文章チェック。 例えば前置詞のinとat、どちらを使うのが自然なのか判断がつかない時に、両方のフレーズを検索エンジンにかけ、 ヒット件数を比較するのだ。ヒット件数が多い方がより自然な文になっていると期待できる。 最近この手法に頼りきってます。これを自動化したスペルチェッカーみたいなものを作ると面白いかも…
7日
人種差別ジョークの古典「電球交換ジョーク」。 それだけで検索サイトの一ジャンルを築いているってんだから凄いんだからもぅ。 で、やっぱりというか何というか、 こんなものがちゃんとあるんだから凄いんだからむぅ。
8日
Human Center Design Project2000展において、またしても石井裕氏の講演及びパネルディスカッション。 講演はICCでやっていたものとほぼ同内容。問題は後半のパネルで、 パネラーは柏木博と川崎和男、すなわちデザイナーの方々なのである。
はい、一時間ちょい聴いていましたが、まるっきりちんぷかんぷん。 石井さんの英単語乱発スタイルが、とってもわかりやすく聴こえるんだもの。デザイナーはやばい。 これが今日の感想。
とはいえ、パネルが終わった後で話をうかがってみればやっぱり普通の喋りだった。 パネルという場で人前で喋ろうとすると、経験豊富であろう有名デザイナーといえど、 ついついとっちらかった事を言ってしまう、という事なんだろう。 そう思って自分がしゃべるときを振り返ってみれば、まず題目とは異なる、最近気になった事を一通りしゃべり、 その後で無理矢理テーマにこじつける、というしゃべりテク、身に覚えがあります。
でもね、やっぱり僕は立場としてはアラン=ソーカル側なのですよ。ま、別件で収穫もあったし、 今日はいい日だ。北沢タウンホールでの仙波ユニットは見送りになってしまったけど。
9日
眠れん!明日の事が気になって、という事もあるが、今日起きたら午後三時で、気がついたら午後六時だった、 というのが主な原因であろう。んでもって、 何気なくアロマキャンドルに火を付けてみたら部屋中甘ったるい匂いが充満してしまって、 ますます寝られないふんいき。
10日
今日はラミィキューブ日本選手権大会。結果はというと、予戦ラウンド14位で敗退し、 パリ行きのチケットは手に入れられませんでした。頭はきっちりと働いていたのだけど、 一回、ルール勘違いで勝ちを逃がしてしまい、それがきっかけで完全に気が抜けてしもうた。うーん、 来年はあるのか?
11日
そういえば、WISSのチャットシステムプロポーザル期限は昨日まで。 誰か投稿したのかしらん。僕も名前だけなら『Silly Talk』というのを考えているのだが。
12日
夕方まで寝て、日付けが変わるまで、fetchmailを使った、サイズの大きいメールを取ってこないようにして、 なおかつ全体で辻褄の合うようにUIDLを管理するスクリプトを書いていた。 実験を繰り返して何とか問題なく動くようにはなったのだけど、ときたま変な動作をする事があるようでもある。 本日19時から24時までの間に福地宛にメールを出したが返事がない、という方は、 左記実験のせいでメールが消失した可能性もありますので、何ならまた出してみてください。
13日
「ヒカルの碁」8巻まで読了。囲碁部を中学一年の時にやめるんじゃなかった。 ラミィキューブは碁打ちに結構評判が良いらしいので、 「ヒカ碁」に登場したりして人気が出ないだろうか。「ゴルゴ13」にも出てたけどね。 どうでもいいけど「ヒカ碁」という略称は効率があんまり良くないぞ。
“今話題の”インターネット時限課金利用システムに関する情報は、 特許を取得したインターナショナルサイエンティフィック (うひょ)の特許ページで見られます。
14日
家の近くは古い建物が多い。建て替え等で取り壊すと、その家に棲みついていた虫の類、 早い話がゴキブリが追い出され、ゴソゴソとやって来ては家の中に侵入してくる。最近ご近所で、 古い家を取り壊してマンションの類に建て替えるのが続いており、 いつの間にかうちが一帯で最も古い家の一つになっている。という事は、 うちは一帯で最もゴキブリが多いのか…
15日
「(登場人物の中で)ネコ耳をつけるなら××」というのは、とある漫画の情報を漁っていて、 どっかのwebページで見付けた一文。そーかー、そういう捉え方というか、文化があるのね。 聞かれる前に書いとくけど、三谷君に決ってるでしょ。
19日
「オフサイド、できます」
これは10年以上前の、「オフサイド」という名前の缶入り清涼飲料水のTVCMのキャッチコピー。 この「オフサイド」というのがどうしても思い出せなくてのたうちまわっていたのだが、 検索キーワードに「サスケ ウィリー」と入力して検索してヒット。 この組み合わせだと他に「みちのくプロレス」がひっかかる。
20日
Kokimo Candlesのアロマキャンドルは、 蝋の消費(燃焼)の速さが、蝋を溶かす速さに追い付かないので、放っておくとどんどん蝋が流れ出す。 適当な皿がなかったので、四角いメモ用紙の縁を折って皿を作り、その上でキャンドルを灯していたのだが、 懐しの「ATAXX」というゲームに熱中している間に、 四角いメモ用紙の皿いっぱいいっぱいに蝋が溶けきって、わずかに残った芯が真中でカンカンに燃えている、 という事態に陥っていた。慌てて火を消し、なす術もなく放っておいて翌日見てみたら、当たり前だが、 四角い板状のアロマキャンドルができていた。
どうすべぇと考えあぐねた末、ガラスのカップを引っぱり出してきて、 板キャンドルをバキバキ割ってカップに入れ、たこ糸を芯にして、 さらに木槌でポカポカ叩いて詰め込んでみたところ、どうやら体裁は整ったようだ。 湯煎で溶かして型に流したのを「手作りチョコ」と呼んでよいのであれば、 これだって「手作りアロマキャンドル」と言ってもいいかと思う。
と、ここまでは一昨日の話。その手作りアロマキャンドルに火を付けて放置していたら、 芯にしたたこ糸のもう一方の端が、いい加減に押し込んだせいでちゃんと底まで逹してなかったらしく、 ぐるっと曲って表に出てきている事が判明した。やがて、その端にも引火してしまい、 今キャンドルは倍速で燃えている。ちなみに二度の加工を経た現在、芳香成分なぞあらかた発散してしまい、 いまや単なる色つき蝋燭でしかない。
21日
タカラ「カラフルせんせい」明日発売開始の衝撃情報。そう、Palm Pilotやi-mode端末、Wonder Swanに続いて、 「せんせい」までカラー化!TDKとの共同開発だそうだが、いったいどんな実装になっているのだろう。
外伝購入。う〜ん、狙い過ぎでしょ。
22日
という訳で当然ながら「カラフルせんせい」購入。どんな仕組でカラー化されていたかというと、 まず磁性紛そのものに色付けする事でカラー化されている。で、スクリーンが4×4の16分割になっていて、 それぞれの区画で色(青・赤・緑・茶)が固定されている。従って、青色の区画では青色の線しか描けない。 多少残念ではあるが、それでも充分衝撃の進化だ。そもそもこの色付き磁性粉が謎。 TDKはここに絡んでいるんだろうね。この新開発のスクリーン、 「カラフル・ハニカムスクリーン」と称するのだとか。良く見るとこのハニカム構造、凄くいびつなのがまた謎。
が、それよりもショックだったのだが、なんと「せんせい」、描いた絵を消すには、 あのバーで絵全体を消すしかないと思っていたのだが、分解の結果、 好きなところをピンポイントで消せる事が判明した。これは凄い!革命だ!
23日
モンティパイソンのファンの集い(いわゆるオフ会)に出席。ハンパじゃない人々の集団ではあったが、 街中をみんなでシリーウォークするとかガンビーコスプレをして練り歩くとかそういう事はなかった。 でも飲み会の席ではガンビー変身セットがどこからともなく湧いて出ていた。
25日
GNU Goのバージョンを2.6に上げて久しぶりに対戦。あっさり負ける。 メジャーバージョンが1の頃はフタケタ級の僕にさえコロッと負けてくれたのに…強くなったもんだ。
カラフルせんせい補修部品「カラフルハニカムスクリーン(税送料込み3015円)」 さっそく注文しそうな状態。まだ致命的な状態にはなっていないものの、説明書に書いてあった 「万一、スクリーンが破損して中の液が漏れた場合…」まであとちょっと。
27日
WorkPadの日付が進まない現象、 いつのまにかIBMのFAQページで解決策が示されていた。 曰く、「新しい電池に交換してください」
さて、電池残量が少ない時、時刻はなんとか更新できるが、23:59:59から00:00:00になる時に、 電池残量が少ないせいで日付を更新できない。そんな事あるのか??