2001年7月の小ネタ

1日 [id]

昼過ぎぐらいに起き出して、今日はおとなしくローマ観光。コロッセオ及びその周辺の遺跡を巡る。 いいですねぇ、普通の観光。心が安まります。

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フラットに戻って、近在のDJやVJ達との交流。やはりあんまり詳しくは書けない部分もあるが、面白かった。 お互いに自分のビデオクリップ等を見せっこしたり、VJの苦労話で盛り上がったり。 EffecTVの考えもしなかった使い方などもあって、大変良い刺激も受けた。

2日 [id]

minMegaTVの連中は仕事で北の方に行ってしまった。バチカンまで歩いて行った。 ショートパンツだとサンピエトロとかシスティナの中には入れてもらえないそうだ。 しょうがないので歩いて戻った。

3日 [id]

最後のローマ観光を済ませ、荷物をまとめてローマ駅へ移動した後、近辺でローマ最後の食事をゆったりととる。 ゆったりし過ぎて帰りの飛行機を逃した。しょうがないので同じ飛行機を逃がしたイギリス人の男性と一緒にまたローマに戻る。 minMegaTVの連中はまだ帰ってきていないので、あらかじめガイドブックで見付けていた "Fawlty Towers" を尋ねる。 ジョン=クリーズ主演のイギリスコメディTV番組 "Fawlty Towers" に登場するホテルとは似ても似つかない安宿だった。 あいにく部屋がないので他のホテルを紹介してもらい、とりあえずベッドは確保できた。 日本への復路便に間に合うかどうかというかなり厳しい状況になってしまったが、 空港から帰るバスの中で出会ったポーランド人の画家Marik、宿で同じ部屋になったアメリカ人学生Cliffなど、 また別の出会いもあったので良かった事にしておこう。

4日 [id]

早起きして再び空港へ。何とか代替チケットの入手に成功。 昨夜一緒に飛行機を逃がしたイギリス人男性もやはり同じ便のチケットを入手できたようだ。 go-flyはなかなか安くて助かる。

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ロンドンに戻り、ヒースロー空港から帰国の途へ。トラブルもなく…とは行かないのは日頃の行いのせいか、 空港までの道の一部が事故か何かの影響で封鎖されていたり、 空港で火災報知器(またか)が鳴りだして小物を買う間もなく搭乗口へと追いやられたりで、 えらい目に会った勢いで帰るハメに陥いる。

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アップグレード万歳!グッスリ寝る。

5日 [id]

荷物の中から家の鍵が見付からなくて焦る。散々ひっくり返したあげく、筆入れの中から発見。何故?

7日 [id]

おとつい初日の「室温〜夜の音楽〜」(作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ/音楽:たま/出演:佐藤アツヒロ他)に、 EffecTVが使われていたりするのだが、 INTERACT2001の発表が終わるまで観に行く暇がない…。

12日 [id]

池袋サンシャインの水族館にて、INTERACT2001の懇親会。 水槽の中を魚が泳ぐ様を見ながら立食パーティー(寿司あり)という、実に貴重な体験をした。つーか、 ちょっと狂ってる。いけすの中を泳いでいるのを見るのとはやっぱり感覚がかなり違うよこれは。 海外からの参加者の大部分はかなり引き気味。サンシャインもかなり投げやりな商売をしているなぁ。

13日 [id]

松下電器の名前付けセンスは、前にとりあげた 「電気バケツ〜ただのバケツじゃありま洗」からもわかる通り、 とっても素敵なのだが、昨日発表になった 「座いす式暖房テーブル」 に搭載されている入力装置の名前は「手モ〜トコントローラー」。その機能は

当社独自の「手モ〜トコントローラー」で座ったまま卓上(手元)で簡単に操作できます。

…それって、ただのリモコン?それともリモコンですらない?

という疑問はともかくとして、何でこの情報が「日本のコンピューター情報」に掲載されるのか、って事の方が問題だ。

14日 [id]

PS2 LinuxKitがとうとう届いた。

18日 [id]

駒場の某研究所に通じる門、今朝通ったら金網取り付けの工事が行われていた。これって、 ひょっとしなくても僕のせいですか??(6月7日の小ネタ参照) 今まで僕以外に試みた人はいなかったのだろうか。ちなみに、6月7日の小ネタの××に入る文字は、 「カードで管理している割には簡単に外から開けられる」でした。

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「A.I.」観に行った。あんなんでいいのか〜!!全体に流れる思想として、 「人間という存在は特別なものである」と信じたくてしょうがない、というのがあるようだ。 あと、「結局外観でしょ」という考え方が垣間見える。いずれにせよ、「母と子の愛の物語で泣かせる」 というのをとっぱらうと、何にも無い。

「君はユニーク(唯一存在)だ、ユニークだから愛される資格がある」という主張においても、 「じゃぁ何をもってユニークとするのよ?」という問いに対する答がない。あの描き方だと、 結局その唯一性は外観によるものだという事になっちゃう。 最後までロボットは人間と対等の存在になれないというのも、 結局「人間が特別」という主張の再確認みたいに感じられてしまい、「じゃぁ何故?」という事になってしまう。

とはいえ腐ってもスピルバーグ。ジャンクフェアと、最後に出てくる未来飛行機のデザインは凄い。 一番感動したシーンはこの二つ。

19日 [id]

青山円形劇場にて、「室温〜夜の音楽〜」(作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ/音楽:たま/出演:佐藤アツヒロ他)。 遅刻して初めの30分くらいを見逃してしまったのだが、しばらくはまったく筋がわからなかった。 たまをライブで見るのはこれが初めて。それ以前にたまの音楽をきちんと聴いたのも初めてのような気がする。 まぁとにかく人がいっぱい死ぬ芝居でした。

EffecTVが使われるシーンは二カ所。 それぞれRadioacTVBurningTV。 といっても、円形劇場で小さなスクリーンを設置して映像を写しているので、効果としてはかなり控え目。 見てなかった人もいるだろうね。やっぱり芝居に使うってのは若干無理があるような気も…。

帰りに楽屋に入れてもらったりなど。

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一夜明けて考え直してみたところ、「A.I.」はつまり「(人間に)愛されれば、それはユニークである」 という考えを示したかった、と考えれば収まるのではないかと思った。んでもって、 「ユニーク性を確信できないで悩んでいる人(モノ)の救済とは、愛してあげる事だ」と続く。 つまり観客には主人公ではなく、母親の方に感情移入させたかったのでは。そう考えると、 主人公に自分のユニーク性を確認させるために、母親を無理矢理何とかしてしまったのもまぁ納得はいく。 逆に考えると、ああでもしないと、つまり氷漬けになる前の段階ではそうさせる事が不可能だとスピルバーグは考えたんだね。

がしかし、「再度の再生不可能」という設定の必然性はどこに?

21日 [id]

SONY エアボード Ethernet対応品。 やっと出るのか。受注生産品ってなってるけど、明らかにこっちの方が需要があるだろうよ。

24日 [id]

ユーロスペースで、ダネリヤ監督の旧ソ連映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」。 けったいなSF映画として(カルト的に)有名な映画。筋はとにかく分り難いけど、 私的にはペペラッツ(マグカップ型宇宙船)が飛んできて着陸するシーンだけでもう大満足です。 これと砂漠の中の観覧車のシーンさえあれば、道具立てだけで喜んじゃうようなSF映画好きはイチコロです。

で、そのパンフの中に、杉浦かおりの文があるのだけど、「ダイヤモンドだって燃やせば炭素ガスになって〜」 という箇所がある。炭素ガスって何じゃいな?と、その「炭素」の「素」、修正液の上に手書きで書いてあるのが気になった。 もしやと思って削ってみたところ、案の定、修正液の下からは「酸」の文字が。つまり、 「燃やせば炭酸ガスになって〜」だったのである。修正しない方が良かったのにね〜。

25日 [id]

駒場の新しいビルでは、壁伝いに流れてきた雨水が、ドアの隙間から入り込んでくるという水害。 パッキングが甘いみたい。なんでか知らんが、見た目奇抜系の建物ってこういう事が多い。

26日 [id]

Google Image Searchで遊びまくり。 キーワードに関連する画像を表示してくれるのだ。例えば…

画像ファイル名にキーワードが含まれてるのが大部分だけど、 キーワードを追加してっても的確な画像が出るようになったらたいしたもんだ。