2004年1月の小ネタ

1日 [id]

あけましておめでとうございます。今年の目標は、「ケリをつける」に全て集約されるのではないかと。

2日 [id]

徹夜でコーディング→露天風呂のコンボ。いいですね〜。

4日 [id]

XHTML1.1 + CSS2 という組み合わせに挑戦。さらに XSLT に欲張ってみたいところをグッとこらえて、 htpでねばる。悪くないツールなんですよ、コレ。 というか XSLT は僕には難しいっす。

5日 [id]

ここのところ、メールアドレス詐称被害に続けて合っている。幸いまだ 「spam 送るんじゃねぇぞボケ!」と怒鳴りこんでくる人はいないものの、 大量の不達通知が舞い込んでくるのには閉口する。 最近は bogofilter を使って spam を自動的に選別しているのだけど、 不達通知をこれに喰わせるとまずいので、手動でゴミ箱に放り込んでいくしかない。 「spam/non-spam」の二項ではなく、何項目かに自動振り分けできると面白いのだが。 ベイジアンフィルタの原理からは可能な筈だ。

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公的には CVS で管理しているコードツリーを、手元ではそれとは別に Subversion で管理してみた。 こうすると、私的な変更は手元の Subversion で管理し、ある程度まとまったら公な CVS へ commit するという芸当が可能になる。普通こういう目的にはブランチを作るのかもしれないけど、 大元の CVS には触れないという場合もあるだろうし、一つの解かもしれない。本筋としては、 CVS にしろ Subversion にしろ、複数のリポジトリを持てれば良いのだろうが、 これを真面目に実装しようと思ったら相当しんどそうだ。

それにしても Subversion は良い。

7日 [id]

ありゃ、shell.sourceforge.net 上で gcc が使えなくなっている。 ちょっとしたコマンドのコンパイルもできなくなってしまった。

9日 [id]

GIMP-1.3系列で、ツールの information window がキャンバスに重なっていると激しくチラつく現象は、 自分の fvwm の設定に問題がある事が判明。"MWMFunctions" を指定している時は、 忘れずに "DontStackTransientParent" を指定すること。

10日 [id]

江戸東京博物館へ、平賀源内展を観に行く。 ここで本筋と全然関係ないことに気をとられてしまった。

展示物の中に「眼鏡絵」というものがあり、 これは強調された遠近法で描かれた風景画を、凸レンズで覗き込むと不思議な立体感が感じられる、というものだ。 凸レンズが立体感に及ぼす影響の理屈はよく分からないのだが(焦点距離の問題だろうか)、 それはともかくとして、展示されていたのは、源内の手ほどきを受けた司馬江漢が考案した眼鏡絵の観賞装置で、 凸レンズの奥に45度角で下を向いた鏡を置き、図版はその下に置くというもの。 こうする事で凸レンズからの距離を稼ぎつつ、見易さに配慮したのだろう。

で、この展示物の解説に、「鏡に写すために図版は左右逆に描く必要がある」という一文があるのだ。 さてここで良く考えると、この反射鏡の構成だと、図版はむしろ「上下逆」だと考える方が素直ではないだろうか。 正確には、鏡像になっている図版を、上下逆像に見えるように置くと、初めてこれが正像として見える、 という事になる。

「鏡像」が左右逆か上下逆であるかは、実は観測者の都合によって決定されるものであり、 鏡像自体はそのどちらでもなく「前後逆」なのだ、という話は、まったくと言っていい程世の中に浸透していない。 「鏡像=左右逆像」という思い込みは生活習慣に染みついているためか、そこから脱却するのは本当に難しい。 ついでながら、正しく理解していたところで実際にはほとんど役に立たない。

13日 [id]

EffecTV-0.3.9 をリリース。 「成人の日」リリースにしようと思っていたのだが、一日遅れてしまった。

18日 [id]

こんなところにもブレイク工業ブームの波が…

20日 [id]

とあるホームビデオ販売会社がとある作品のビデオ&DVD発売をセルおよびレンタル店舗の人々を呼んで行う発表会に、顔を出したと思いねぇ。 こういう会議を某巨大クラブスペースを借り切って大々的に行っていた、というのも驚きだが、 その裏側はもっとエキサイティングだった。

立食パーティーの時間にフロアでは、コンパニオンの女性達が劇中の登場人物の衣裳を着て接待をしていたのだが、 パーティーも終わって撤収作業が始まる頃には彼女達は普段着に着替え終わり、 楽屋口に設けられた別のエリアへとぞろぞろと歩いていっていた。 そこには打ち上げ用に、立食パーティーで配膳されていたものと同じ食事が用意されていたので 「ああ、コンパニオンの人達も打ち上げに参加するのだな」と思っていたのだが、 こちらの撤収作業が終わってふとそのスペースを見てみたら、 某社の社長がソファに収まり、それを取り囲むようにコンパニオンの皆さんが4〜5人並んで座っていた。 そんな光景があちらこちらに…。そう、まるでキャバクラのような情景が展開していたのだった。

「ねぇ社長、今日の衣裳貰って帰ってもいいですか?」
「いいとも。××君、あげたまえ」

…コンパニオンの皆さんのお仕事は、まだ終わっていなかったのでした。 結局、パーティーが終了してからこのキャバクラタイムは2〜3時間は続いたのであった。

26日 [id]

近頃、Snyder's of Hanoverのプレッツェルの、 ハラペーニョがお気に入り。当たり前だが、辛い。喰っていると体がポカポカしてきて、 末端冷え症の体にはなかなかいい感じ。

30日 [id]

おなじみThinkGeekで紹介されている、 バレンタインデー用商品の新作「HTTPanties Valentine's Gift Box」。 白いパンツは「403 Forbidden」、黒い方は「200 OK」。つまり、HTTPのステータスコードが書かれているんである。

「もし普段の生活でもステータスコードが使われていたら、きっと便利なことでしょう。」(宣伝文)

いやーまぁ確かにそうかもしれない。でも暗いところだとどっちをはいてるか、わかりにくそうだなぁ。

ところで、日本人的には「HTTPanties」はなんとなく意味が通らないでもないような気がする。 これが「SMTPanties」じゃなくてホントに良かった。

31日 [id]

Kuro5hinという海外の議論サイトに、 Sushi-HOWTOという記事が掲載されている。 これを、読者によるコメントを含めて丹念に読んでいるとなかなか面白い。

「私が聞くところによると、日本では寿司を食べる時に酒は飲まないらしい。」

「いやいや、それは間違いだ。日本では『酒と寿司』という言葉が『食事』を意味するくらい、普通の事なのだ」

日本人の半可通どうしの会話も、こんな感じだよねー。