ルール詳細

ステージクリア・ゲームオーバーについて

プレイヤーはステージ開始時に、手持ちのキャラクターのうち、そのステージで使うキャラクターを選択します。そのキャラクターは、ステージに配置されている出口から出るか、敵の攻撃にやられるかすると操作できなくなり、プレイヤーは次に使うキャラクターを選択する事になります。ステージ上の敵を全滅させるか、ステージを脱出したキャラクターが一人以上いる時に手持ちのキャラクターが無くなるとステージクリアとなります。ステージを脱出したキャラクターが一人もいないのに手持ちのキャラクターが無くなれば、ゲームオーバーです。

なお、ステージには時間制限(標準で120秒、設定により100秒〜200秒)があり、制限時間を過ぎるとその時点で残っているキャラクターは全て死亡扱いとなります。ステージを脱出しているキャラクターがいなければ、その時点でゲームオーバーとなります。

武器・ゲームフィールド

ゲームフィールドは高さの情報を持っており、敵キャラクターはその場所に応じた高さに位置しています。 高さは平地・高地・低地の3種類あります。プレイヤーのキャラクターは常に平地にいます。 プレイヤーのキャラクターの武器のうち、通常武器は常に平地への攻撃しかできませんが、一部の特殊武器は、高地や低地への攻撃や、障害物を越えての攻撃が可能です。敵の武器も同様で、その多くは平地を飛んでいますが、高く飛んでから平地に落ちてくる弾道を描くものもあります。

なお、障害物の高さについては、厳密にはさらに細かい区分があります。攻撃武器の弾道も数種類あり、ある障害物は、矢や槍は越せるがピストル弾は越せない、といった違いが生じます。

ステージ構成

舞台は四つのラウンドに分けられ、10ステージ1ラウンドで構成されます。 各ラウンドはそれぞれ原始時代・中世・近世・未来と、 各時代を反映したデザインがなされています。 各ラウンドの最終ステージにはボスが配置されており、 そのステージはボスを倒した時点でクリアとなります(ラウンド2はこの限りではない)。 ラウンド4ステージ10のボスを倒すとゲームクリアです。

捕虜システム

ステージ上のキャラクターは、敵の攻撃を受けると捕虜となり、 画面上に小さいキャラクターとして配置されます。 他のキャラクターをこの捕虜キャラクターに接触させると、 この捕虜は操作しているキャラクターの後にくっついて動くようになります。 この状態でキャラクターを出口から脱出させるとその捕虜を救出したことになり、 次のステージからそのキャラクターをふたたび使えるようになります。 なお、敵の攻撃を受けて捕虜になったキャラクターは、画面上に同時には一人しか存在できません。そのため、次にステージに出撃させたキャラクターがやられると、 既に捕虜となっていたキャラクターは消えてしまい、いまやられたばかりのキャラクターが新たに捕虜となります。 これは二人同時プレイ時も同様で、例えば元は1P側キャラクターだった捕虜が画面上にいた時に2P側キャラクターがやられた場合、 既に捕虜になっていたキャラクターは消滅し、2P側キャラクターが新たな捕虜となります。

ただしステージ開始時にあらかじめ配置されていた捕虜キャラクターはこの限りではなく、なにがあっても消える事はありません。

得点システム

敵にダメージを与えると100点入り、敵を倒すと、敵キャラクター固有の点数がさらに加算されます。また面クリア時にタイムボーナスとスペシャルボーナスが入ります。タイムボーナスは面クリア時の残り時間に比例した得点となります。スペシャルボーナスは、 その面の敵を全滅させてクリアした場合にのみ加算されます。スペシャルボーナスは続けて獲得していくとそのその得点は増えていき、最大で100万点にまで達します。

その他

キャラクターの移動量は、縦横方向には2ピクセル、斜め方向には1.4ピクセルとなっています(1.5ピクセル説あり)。これは斜め方向の移動も縦横方向と同じ速度となるように調節されているためです。

ピクセル単位でキャラクターの位置を調節したい場合には注意が必要です。というのも、レバーを真横に倒しただけでは1ピクセル単位の微調整ができないためです。斜め方向の移動を組み合わせる必要があります。(滅多にその必要は生じませんが)

敵の攻撃は、キャラクターのやや左側を狙ってきます。そのため、左から右に移動していく時は敵の攻撃を避けやすいのですが、右から左へと移動していく際には気をつけましょう。

テクニック・裏技

節約撃ち(別名「陰険打ち」)

捕虜を連れている際に、普通にやればまず捕虜を連れて出口から出て、次のキャラクターで敵を全滅させますが、 これだと時間がかかります。そこで、出口の近くにいる敵を一人だけ残してから、 出口付近で敵に向かって弾を撃ち、すかさずキャラクターを出口に向かわせます。 敵が弾に当たって消滅するまでの期間に脱出できれば、 捕虜の救出に成功しつつ最後の敵を倒してステージクリアする事に成功します。なお、一部の敵は、 最後の一匹として倒された場合に消滅期間が一瞬で過ぎてしまう場合があるので注意。 着弾までの時間を長くする方法を考えましょう。

特攻

キャラクター選択直後の数秒間、キャラクターが点滅している期間は無敵状態となります。 この間に敵に接触すると、敵の耐久力に関係なく敵を倒す事ができます。これを使って足の速いキャラクターに、 画面下部の敵を一掃することができます。特に3-3・4-8・4-9で有効。さらには、1-10で、 アスラを選択直後レバーを上に入れっぱなしにしておくと、画面下部の像をいきなり破壊できます。

増殖

一人の捕虜を複数回救出して、手持ちのキャラクターを増やす技です。一人用と二人用があります。

一人プレイの場合は、まず出口に接した状態の捕虜を作ります。このためには、 まず自分のキャラクターを出口付近まで持っていって、そこで敵の攻撃を受けます。 次のキャラクターを使って、捕虜と出口の間を狙って斜め下からキャラクターを近付けていき、 捕虜の救出と出口からの脱出が同時に起きるようにします。成功すると、 救出したにも関わらず捕虜は画面上に残ったままになります。非常に難しい技です。

二人プレイの方はもう少し簡単です。二人のキャラクターで同時に捕虜に接触するようにする事で、 一人の捕虜を二人で救出することができます。一番簡単なやり方では、 まず捕虜の手前に二人の同じ種類のキャラクターを横に並べます。この時、 二人のキャラクターの間が捕虜の中心と同じ線上になるようにします。次に、 二人のキャラクターを画面最下部まで持っていきます。こうする事で、 二人のキャラクターのY座標をピクセル単位で揃えることができます。そうしたら、 二人で同時にレバーを上に倒して捕虜に接触します。成功すると、捕虜は2P側のキャラクターにつきます。 この状態で先に1Pキャラクターを出口から脱出させると、捕虜キャラクターは勝手にその場所に向かって歩き出します。

ゲームに慣れてくるとまったく必要性のない技です。

点数稼ぎ

以下の面で点数稼ぎができます。詳細はステージ別攻略ページを参照してください。

おまけ: 一人二役プレイ

二人同時プレイを一人でやってしまおうというのが「一人二役プレイ」です。 一人プレイに比べて敵の量が増えるため、基本的には非常にキツいのですが、 使えるキャラクターの数が増えるため、戦略の幅が拡がります。 どのキャラクターをどっちの方に取らせるかも含めて練り直す必要があります。 ステージによっては、普通に一人で片付けていると全然時間が足りない場合がありますが、 その時は、一人で二つのキャラクターを同時に操作しないといけません。 2本のレバーを両手で操っていると気分はリブルラブル。 全面クリアできるかどうかは2-8・2-9・2-10でほとんど全てが決まると言っていいでしょう。 私は全面クリア達成しましたが、この時は2-9でサイバー救出に成功できたくらいうまく行きました。