解答
Question 1. このトラップを仕掛けたのはいったい誰か。
Question 1 を解くためには、まず図1のパズルを解く必要がある。 これはペントミノと呼ばれるパズルで、12個全てのピースを下の枠の中に収めれば良い。 各ピースに記された文字が正しい向きになるように並べると、解は下図のようになる。
解答から得られた指示を元に、エピローグのパズルを解くと、 以下の図を得る。
残った文字を左上から順に読むと、"THE THIRD MAN" と読める。 図4のページにあるキャスト一覧の上から三番目「船越賢一」が、 このトラップを仕掛けた人物である。
Question 2. 彼はなぜトラップを仕掛けたのか。
まず、図2のパズルを解く。 各ピースの四辺に記された記号が、隣りのピースのものと一致するようにピースをはめ込んでいくと、 以下の解答を得る。
この表を使って、図3の中央に記された暗号を解読する。 表の上辺は、暗号に用いられている記号の上半分を表わしており、左辺は下半分を表わしている。 各記号に対応するアルファベットを調べていく、暗号はそれぞれ、
- CLOCKWISE
- 3
となり、カードを時計回りに三枚毎に拾う事を指示している。 ジョーカーの顔が黒いカードからカードを拾って並べると、以下のようになる。
カードに書かれた文字を左から順に読むと "NO ANSWER." と読めるが、これはダミーの解答である。 このジョーカーは、図4のパズルの解き方を示している。 図4のカードに書かれた記号を、図2の表を使って読んでも意味のある文章は得られない。 実は、このジョーカーの列は、図4のカードのうち、上下を逆にするカードを示している。 逆さになっているジョーカーに対応するカードを上下逆にしてから解読すると、
TO HIDE THE LAST PUZZLE
すなわち、「最後のパズルを隠すため」という文が得られる。これが Question 2 の答である。
隠された問い
隠された問いは、各ページのタイトル、及びURLを並べると浮かび上がってくる。
- page1.html「エピローグ」
- page2.html「Prologue」
- page3.html「Before the question」
- page5.html「After the question」
- page6.html「Upside Down」
- page7.html「再会」
page3.html と page5.html との間で番号が飛んでおり、 またそのタイトルは「Before the question」「After the question」であり、 その間に「問い」が隠されている事を示している。すなわち、 page4.html 「The Question」が、隠された問いである。
「The Question」には、図3で用いられたのと同様の暗号が描かれているが、 それを解読するのに用いた表を使っても意味のある文章は得られない。 ここで、「再会」での挑戦者の言葉に注目する。
「なに、トラップは単純です。あなたが仕掛けたトラップをそのまま使っているんですから。 与えられたものは一度捨てなければならない。するともう一つの解が浮かび上がってくる」
この言葉は、図2のパズルで、 あらかじめ表にはめ込まれている二つのピースを一度外すと、別の解答が得られる事を暗示している。 下図がその解答である。
この表を元に「The Question」の暗号を解読すると、
DID WE IT RIGHT?
と読める。「我々はうまくやったか?」これが隠された問いである。
挑戦者のトラップ
最後に挑戦者が仕掛けたトラップ「ORCHESTRAS」は、図2のパズルを解いて得られる二つの解答を利用する。 「ORCHESTRAS」の各文字を、二番目に得た表で記号に置き換え、それを最初に得た表で解読すると、 次の単語を得る。
MASQUERADE