ダブレット〜Vanity Fairより
以下は、イギリスの週刊誌「Vanity Fair」に、1879年3月29日から18回に渡って連載された doublets の問題の日本語訳である。 当然日本語版では、原文とはチェーンの中身も長さも違う。括弧の中の数字は、私が作ったチェーンの長さである。 より短いチェーンを見付けた方は、解答ページに登録いたしますので、是非御一報願います。
Mar.29
- ぶた(豚)をこや(小屋)に追い込め。(2)(PIG-STY)
- よっつをいつつに増やせ。(4)(FOUR-FIVE)
- むぎ(麦)からぱん(パン)を作れ。(2)(WHEAT-BREAD)
Apr.5
- がぺん(鵞ペン)をいんく(インク)に浸せ。(3)(PEN-INK)
- あご(顎)にはな(鼻)で触れよ。(1)(CHIN-NOSE)
- なみだ(涙)をわらい(笑い)に変えよ。(5)(TEARS-SMILE)
Apr.12
- しめり(湿り)をかわき(乾き)に変えよ。(3)(WET-DRY)
- うさぎ(兎)のすうぷ(スープ)を作れ。(4)(HARE-SOUP)
- てんと(テント)をこてい(固定)せよ。(2)(PITCH-TENTS)
Apr.19
- めだま(目玉)にまぶた(目蓋)をかぶせよ。(4)(EYE-LID)
- どうじょう(同情)はぜんりょう(善良)なる事を示せ。(4)(PITY-GOOD)
- こうか(硬貨)をぬすめ(盗め)。(3)(STEAL-COINS)
Apr.26
- うなぎ(鰻)のたると(タルト)を作れ。(5)(EEL-PIE)
※パイだと文字数が合わないので、苦肉の策でタルトにメニューを変えました - びんぼう(貧乏)からかねもち(金持ち)になれ。(9)(POOR-RICH)
- からす(烏)はしわい(吝い)事を示せ。(2)(RAVEN-MISER)
May.3
- おおと(オート)麦をこむぎ(小麦)に変えよ。(3)(OAT-RYE)
※元はライ麦なのですが、字数合わせのために小麦に変えています - しんりん(森林)からざいもく(材木)を得よ。(4)(WOOD-TREE)
- しばふ(芝生)がみどり(緑)である事を示せ。(2)(GRASS-GREEN)
May.10
- さる(猿)をひと(人)に進化させよ。(1)(APE-MAN)
- かいん(カイン)をあべる(アベル)に変えよ。(3)(CAIN-ABEL)
- こな(粉)からぱん(パン)を作れ。(1)(FLOUR-BREAD)
目下作成中…