電卓パズル
僕が小学生の頃から作っている、電卓を使ったパズルを紹介します。まずは電卓を用意して下さい。どんな電卓でも構いません。 電卓の種類が豊富であればある程、パズルの奥も深くなる。電卓パズルの妙味はここにあります。
エラーせよ
ほぼ全ての電卓には、表示部にエラーマークがある。一般的な液晶画面の電卓では、左上に「E」と表示されるのがそれだ。 例えば、一般的な電卓では8桁の数までしか扱えない。「99999999+1」を計算すると答が9桁になってしまうので、この「E」が点灯する。
では、このエラーマークを最も短い手順で点灯させて欲しい。ボタンを一つ押すのを一手と数えるものとする。 例えば、「99999999+1=」で、桁数オーバーのエラーを起した場合、[9]ボタンを8回、[+]ボタンを1回、[1]ボタンを1回、 [=]ボタンを1回の、計11回ボタンを押すので、11手となる。なお、手数を数えるのは電卓の初期状態からとする。 一般的には[AC](All Clear)ボタンを押した後の状態が初期状態である。
エラーマークを点灯させるためには、桁数オーバーだけではなく、いろんな方法がある。電卓によって様々な手法があるので、 いろいろ試してほしい。