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電卓パズル〜解答

解答は使用する電卓によって変わります。ここに挙げた解答はあくまでも一例なので、貴方の電卓では、 別の解の方が優れている事もありえます。もしもっと優れた解を見つけたら、是非御一報ください。このページで掲載したいと思います。

エラーせよ

たいていの電卓では、2手が最短手順となる。その手順は、

二手解
  1. [÷]
  2. [=]

である。これは何を意味するかというと、「0÷0=」という式を計算しているのである。 初期状態では電卓の表示部には 0 が表示されている。この状態で[÷]ボタンを押すと「0÷」と入力したのと同じ事となる。 同様に[=]ボタンを押すと、やはり表示部には 0 が表示されているので、全体としては「0÷0=」と入力したのと同じ事となるのだ。 0での割り算はできないので、エラーとなる。

ところで僕が持っている電卓には、[1/x]というボタンがついている。これは現在表示している数で1を割った値を表示するボタンだ。 さて、計算機の初期状態では「0」が表示されている。従って、一手解が可能になる。

一手解
  1. [1/x]

これで、0による割り算のためにエラーが発生する。また、これは希な例だと思うが、

一手解
  1. [√]

でもエラーが発生する電卓があるそうだ(高木芳徳氏の情報による)。

他に面白い解としては、

三手解
  1. [1]
  2. [±]
  3. [√]

というのがある。虚数を扱える電卓はそうざらにはないので、これでエラーが発生する。世の中は広いから、 これではエラーが発生しない電卓もあるだろう。

さて、一手解が見付かってしまった以上、もっと短い解となると、0手、つまりボタンを押さない、という事になる。 そんな事が可能だろうか…。実はほとんど反則ではあるが、極まれにそういう現象が発生する。太陽電池式の電卓では、 一度暗くしてから明るくすると誤作動する場合がある。この時、まれに液晶の表示部がでたらめな表示をする事がある。 エラーマークが点灯する事もある訳だ。実際気長にやっていると見られる現象なのだが、これを0手と数えていいものやら…。 なお、電池式の電卓で電池を出し入れしたり、機械式のON/OFFスイッチがある電卓でスイッチを素早くガチャガチャとON/OFFしたりすると、 やはり誤作動によってエラーマークがついてしまう事もあるが、これは電卓を壊すおそれもあるので、試みたりしないこと。