久しぶりにクレイアニメーションを作ってみた
研究室の夏合宿で作ったクレイアニメーション。
撮影・編集までは一日でできたんだけど、音つける作業に着手するまでにだいぶ時間がたってしまいました。映像見ながらテルミンで音を作る、という手法が今回はうまくはまりました。(さすがに一発録りではなく、録音して編集してます)
撮影は、NEX-5R をスマートフォンで操作してやっています。構図を確認してシャッターを押す作業をいちいちカメラまで戻ってやらずに済むので、ストップモーションを安価に少人数でやるなら、この方法はおすすめです。
新しい挑戦として、デジタル一眼カメラを使っての Full HD 解像度アニメをやってみたのですが、この解像度だと、絨毯の「けば」がコマ毎にちょっとづつ変化しているのがまる分かりだったり、粘土の表面についた指紋がくっきりと見えてしまったりと、いろいろと課題も見えてきました。逆に言えば、それだけ細かい表現も可能になるということで、余裕ができたらもっと研究を進めたいと思っています。
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ちなみに、タイトル映像は、Microsoft Surface の画面にPowerPoint で文字を表示させた状態で、その上にクレイのキャラクターを置いて撮影したもの。後でコントラスト調整はかけていますが、少ない手間で作れるやり方です。写り込みさえ解決すれば、背景もこのやり方で実現できるかも。いまどきのタブレットデバイスの画面解像度なら、Full HD 撮影でもじゅうぶん耐えられます。
ときどき画面がちらつくのは、自然光で撮影したため、陽が出たり陰ったりしているためです。普通は室内で照明をつけて撮影しますが、このときは合宿先ということもあり、十分な照明が用意できなかったので自然光で敢行してしまったのでした。